金沢学院大学

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教員紹介

准教授
経済学部経営学科

渡邊 誠士

MASASHI WATANABE
専門分野:
財務会計 経営分析
私が今、考えること

「会計は利益を計算して公表するための道具である。」会計に対するこの単純な理解は正しいともいえる一方で,会計の奥深さも表しています。つまり,「利益」とは何か?どのように「計算」するのがいいのか?どのように「公表」すればいいのか?これらの質問に対する答えはまだ出されていません。この会計の奥深さを,自らさらに深く理解したいと思うとともに,学生の皆さんにできる限りわかりやすくお伝えしたいと考えています。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

大学に限ったことではありませんが,人との出会いで人生は大きく 変わります。私自身も,ここまでの人生で人との出会いの影響を強く受けてきました。学生の皆さんには,学生時代になるべくたくさんの人と出会い,おおいに刺激を受けて成長してもらいたいですし,その機会がこの大学には皆さんが望みさえすればたくさんあると思います。

学歴
  • 京都大学経済学部
  • 京都大学大学院経済学研究科 修士課程修了、京都大学大学院経済学研究科 博士後期課程 指導認定退学
学位 修士(経済学)
専門分野 財務会計、経営分析
担当科目 学修基礎、基礎演習、会計学基礎、経営学基礎、簿記Ⅱ、原価計算、国語表現
所属学会 日本会計研究学会、公益事業学会、会計理論学会、日本ディスクロージャー研究学会
私のおすすめの本
  • 『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫 著者:木下 是雄
  • 『会計天国』PHP文庫 著者:青木 寿幸、竹内 謙礼
  • 『経営戦略全史』ディスカヴァー・トゥエンティワン 著者:三谷 宏治
主な研究業績・
作品等
  • 「日本郵政の株式上場と企業価値推定」『公益事業研究』第66巻,第1号,2014年
  • ”The Stock Listing and Business Value Estimation of Japan Post Holdings” Korea International Accounting Review,2014(共著)
  • 「ストック・オプション取引と会計主体-ストック・オプションの資産性に関する理論的考察-」『会計理論学会年報』第29号,2015年【会計理論学会 平成27年度 学会奨励賞】
  • 「ストック・オプションの会計処理と税務処理に関する一考察」『財務会計研究』第10号,2016年【財務会計研究学会 平成27年度 学会奨励賞】
  • 「ストック・オプション費用の比較可能性に関する実証研究―株式報酬型ストック・オプション費用に対する市場評価への注記情報の利用―」『経済論叢』第190号第1巻,2016年
  • 「ストック・オプション会計における対応概念の役割―対応概念の有用性の再検討―」会計理論学会年報』第30号,2016年
  • 「ストック・オプション費用の収益・費用対応への影響」『経済論叢』第191巻第1号,2017年
  • 「日本郵便の統合効果-財務諸表分析を通して-」『公益事業研究』第68巻第3号,2017年
現在の主な研究・
制作テーマ等
  • ストック・オプション会計
  • 会計制度変化
  • 日本郵政グループ