金沢学院大学

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教員紹介

講師
文学部 文学科

中妻 結

YUI NAKATSUMA
専門分野:
イギリス文学
私が今、考えること

 私の研究している小説で書かれることばには、はっきりと明確な意味がわからないことがあります。それは、多様な人々が、様々に感じ、考え、行動しているからです。現代の曖昧で多様な世の中で、自分自身を見つけ、生き生きと暮らせる道筋をどうつけていくか。文学がそれを見つける一助になれるよう、努力していきたいと考えています。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

 これからのみなさんの長い人生の中で、いろいろなことに迷ったり、苦しんだり、心が折れることがあるかもしれません。元気に学校や仕事に行ったり、家族や友達に会ったりできないこともあるでしょう。大学で学び生活するということは、困ったときに対処する知識や知恵、体験を授けてくれます。また、在学中に見つけた興味・関心事は、あなたが苦しいときに、心を解放し癒してくれるでしょう。その術を、一緒に学びましょう。あなたの知性を大いに磨き、生き生きと大学生活が送れることを願っています。

学歴
  • 東京女子大学
  • 東京女子大学大学院
  • University of Leicester (UK) 
学位 博士(人間文化科学)
職歴
  • 令和5年 金沢学院大学文学部 講師
専門分野 19世紀イギリス文学・文化
担当科目
  • 原典講読
  • Advanced English
  • 英語プレゼンテーション、他
所属学会 
  • 日本英文学会
  • ディケンズ・フェロウシップ
私のおすすめの本
  • 『ハード・タイムズ』 チャールズ・ディケンズ著
  • 『私を離さないで』 カズオ・イシグロ著
  • 『写真で見る ヴィクトリア朝ロンドンの都市と生活』 アレックス・ワーナー、トニー・ウィリアムズ著
主な研究業績
  • London and Literature, 1603-1901. (共著). Newcastle upon Tyne: Cambridge Scholars Publishing. 2017.
  • “Japanese Neo-Victorian Fictions: Looking Back at the Victorian Age from Japan.” Neo-Victorian Studies. 11:2 (18-39). 2019.
  • “The Energy of Creating: The Conceptualised Framework and Its Illusion in John Fowles’s The French Lieutenant’s Woman.” 順天堂大学『順天堂グローバル教養論集』. 6: 59-71. 2021.
現在の主な研究テーマ
  • イギリス・ヴィクトリア朝小説:特に、チャールズ・ディケンズとジョージ・ギッシング
  • ヴィクトリア朝を現代的視点で語る作品群:ネオ・ヴィクトリアニズム