金沢学院大学

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教員紹介

教授(文学部長)
文学部 文学科 日本文学専攻

水洞 幸夫

YUKIO SUIDOU
専門分野:
日本文学
私が今、考えること

文学作品は、私たちにそれぞれ何を訴えかけているのでしょうか。その声を私たちは正確に受けとめているのでしょうか。誰も見たことがない作品の新しい姿が現れる、そういうスリリングな瞬間を求めて、まずは作品に潜む謎をあぶり出したいと思っています。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

文学作品は、嘘の話です。嘘ですから、どう書いても自由です。同じテーマでも、Aのように書くこともできるし、Bのように書くこともできます。選択肢はいくつもあります。でも、作品にするときは、そこから一つだけ選ばなければなりません。なぜ、作家は、その作品でAではなくBの書き方を選んだのか。作品の別の展開を創作してみて、もとの作品と比べてみることで、その作品がその形であることの意味が見えてきます。創作的な想像力と作品を読み解く力は、実は密接に結びついているのです。

学歴
  • 金沢大学 法文学部
  • 金沢大学大学院 文学研究科
学位 修士(文学)
専門分野 日本文学
担当科目 地域と文学、日本文学演習Ⅵ・ⅩⅡ、地域連携プロジェクト、国語科教育法 他
所属学会 日本近代文学会
私のおすすめの本
  • 夏目漱石『明暗』
  • 安岡章太郎『海辺の光景』
主な研究業績・
作品等
  • 「芥川龍之介『鼻』論」(『金沢学院大学紀要第9号』文学・美術・社会学編2011年3月)
  • 「芥川龍之介『羅生門』論―下人が盗人になる理由―」(『金沢大学国語国文34号』2009年3月)
  • 「太宰治『家庭の幸福』論―ラジオ的な〈幸福〉を超えて―」(『太宰治研究16号』2008年6月)
  • 「芥川龍之介『疑惑』試論-沈黙する「私」を超えるドラマ-」(『金沢学院大学紀要第6号』文学・美術・社会学編2008年3月)
  • 芥川龍之介『お富の貞操』試論-〈可哀さう〉の射程-」(『金沢学院大学紀要第4号』文学・美術編2006年3月)
  • 「芥川龍之介『六の宮の姫君』試論」(『金沢学院大学紀要第3号』文学・美術編2005年3月) 他
現在の主な研究・
制作テーマ等
日本近代文学。特に大正期の散文作品を中心に、その享受史も考慮しつつ、作品の新しい<読み>をさぐる。