金沢学院大学

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教員紹介

教授
情報工学部 情報工学科

松田 聡浩

AKIHIRO MATUDA
専門分野:
計算科学 情報学 機械学習 非線形有限要素法 職務再設計工学
私が今、考えること

第4次産業革命でコアとなる技術の一つとして人工知能(AI)が注目されています。中でも以前よく研究された「ニューラルネットワーク」は、「深層学習」へと進化し、大規模で複雑なデータを分析することができるようになっています。コンピュータの性能もけた違いに向上した今、より複雑で大規模な非線形現象を理解するためのツールとして、新しいAIや機械学習を適用していくことを考えています。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

 自分の学生時代を振り返ると、大学では「正解のない問題を解く」おもしろさに出会いました。大学では、最初は高校までと同じように正解のある問題を解く練習を通じて知識を習得していきます。だんだん勉強を深めていくと、正解へたどり着く道筋がいくつもあったり、現代の科学技術では正解がまだわかっていない問題に出くわしたりします。そのようなとき工学的アプローチでは「正しい答えを探す」のを横に置いて、多くの人が「満足する答えを探す」という方法もあります。みなさんが、大学で学ぶことの面白さや楽しさに気づいてもらえるような工夫を取り入れながら、共に学び、考えていきたいと思います。

学歴
  • 東京理科大学理工学部
  • 東京工業大学大学院理工学研究科(修士課程)
  • 東京大学大学院工学系研究科(博士課程単位取得満期退学)
学位 博士(工学)(東京大学)
職歴
  • 1995年4月 株式会社三菱総合研究所
  • 2000年8月 財団法人高年齢者雇用開発協会
  • 2001年5月 株式会社プレディクションテクノロジー
  • 2021年4月~ 金沢学院大学准教授
専門分野 計算科学、情報学、機械学習、非線形有限要素法、職務再設計工学
担当科目
所属学会  日本機械学会、日本計算工学会
私のおすすめの本
  • リチャード・ドーキンス(著)、日髙敏隆ら(訳)『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)
  • 松尾 豊(著)『人工知能は人間を超えるか』(KADOKAWA)
主な研究業績
(著書)
  • 『障害者職業カウンセラー厚生労働大臣指定講習テキスト第3版、第4巻専門的支援に活用できる関連領域の知識と手法』、共著(2019)、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
  • 『モード解析ハンドブック』、共著(2000)、培風館
  • 『感性と設計』、共著(1999)、培風館
  • 『計算力学(V)』、共著(1997)、養賢堂
主な研究業績
(査読付き論文)
現在の主な研究テーマ
  • 機械学習を用いた非線形逆問題解析手法の開発
  • 高齢者・障害者向け職務再設計工学の構築
主な社会活動
  • 独立行政法人高齢-障害-求職者雇用支援機構神奈川支部、65歳超雇用推進プランナー(2017年4月~2021年 3月)