金沢学院大学

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教員紹介

教授
情報工学部 情報工学科

岩岡 浩一郎

KOICHIRO IWAOKA
専門分野:
交通工学 データサイエンス
私が今、考えること

 気候変動の影響を実感するようになり、カーボンニュートラル実現が喫緊の社会課題となっています。そのような情勢のなか、交通渋滞によるCO₂排出量を削減することは重要な取り組みと考えられています。ICTによりIoT化される車とさまざまな数理技術を活用したインフラシステムを連携させることで渋滞削減につなげていきたいと考えています。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

 大学時代は、社会人に向けての準備期間とも言えると思います。皆さんが将来なんらかの仕事に就かれる際、「好きなことを仕事にしている」、もしくは「仕事を好きになっている」という心持ちで楽しく充実した社会人生活を送って欲しいと思います。楽しめる仕事だからこそ、向上心が生まれて自分が成長し、成果につながると考えています。そして、その成果は必ずや社会に貢献していることでしょう。講義や演習を通じて、皆さんが「自分の好きなこと」「仕事にしたいこと」を見つけるお手伝いをしたいと思っています。

学歴
  • 京都大学工学部
  • 京都大学大学院工学研究科(修士課程)
  • 南山大学大学院理工学研究科(博士後期課程)
学位 博士(数理科学)
職歴
  • 1994年 松下電器産業株式会社入社
  • 1999年 松下通信工業株式会社異動
  • 2008年 パナソニック株式会社 システムソリューションズ社
  • 2017年 パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社
  • 2022年 パナソニックコネクト株式会社
  • 2024年 金沢学院大学 情報工学部
専門分野
  • 交通工学
  • データサイエンス
担当科目
  • コンピュータ基礎演習
  • プログラミング基礎
  • アルゴリズムとデータ構造
  • 基礎データ分析
所属学会
  • 交通工学研究会
  • 電気学会
  • 日本オペレーションズリサーチ学会
私のおすすめの本
  • 『仕事。』(著:河村元気)
  • 『モビリティー進化論』(著:アーサー・ディ・リトル・ジャパン)
  • 『物理数学の直観的方法』(著:長沼伸一郎)
主な研究業績
  • 車両感知器整備減少を背景とした信号制御方式の評価、第11回ITSシンポジウム2012
  • 光ビーコンから収集されるアップリンクを活用した一括最適化制御の適用、交通工学論文集(2016)
  • Application of Deep Learning to Traffic Signal Control considering Accountability, Proceedings of the 26th world congress on Intelligent Transport Systems(2019)
  • 路上機器減少を背景とした仮想的な車両感知器情報推計手法の検討、第17回ITSシンポジウム2019
  • 交通信号制御のための Macroscopic Fundamental Diagram 指標値予測の検討,第43回交通工学研究発表会(2023)
現在の主な研究テーマ
  • 交通管理におけるデータサイエンス応用
主な社会活動
  • 電気学会 産業応用部門 和文論文誌委員会 委員