金沢学院大学

授業風景②:食品学実験

3年生が受講する「食品学実験」では食品素材中の成分の定性反応実験(観察)や定量実験を行っています。今回の実験ではポリフェノールの一種であるアントシアニンの色調変化に関する実験を行いました。

「ナスの漬物にミョウバン入れると色がきれいになる」というのは、ナスに含まれるアントシアニンが金属イオンの影響を受けて、色素が安定するからです。

このように身近なところにも色素の性質を利用した食品が多く存在しているので、食品の色にも興味をもって観察してみてほしいと思います。

▼①色素液にミョウバンや鉄を添加します ▼②pHや金属イオンの影響で色調が変化します
食品学① IMG_0959 食品学② IMG_0963
▼③酸性では赤く、アルカリ性では青紫色になります ▼④アントシアニンを含む食材はたくさんあります
食品学③ IMG_0975 食品学④ IMG_0965

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