金沢学院大学

第4回入学前セミナーを開催!

「新しい自分へ ~ 一歩踏み出そう ~」

 

金沢学院大学の「入学前教育」

4回シリーズで実施してきた入学前セミナーは、3月23日(水)に最終回を迎え、277名のみなさんが参加しました。
金沢学院大学では推薦入試やエントリー入試、スポーツエントリー入試で早期に合格をした入学予定者のみなさんを対象に入学前教育を行っています。自宅で取り組む「スタートアップ課題」に加えて、実際に入学予定者としてキャンパスに通学をしてもらい、入学後のみなさんをサポートする教職員や先輩学生とともに、大学の学びを一足先に体験してもらう「入学前セミナー」を開催し、みなさんが安心して大学生活をスタートできるよう準備をしてきました。最終回のセミナーでは、みなさんが入学式からスタートダッシュできるように、これまでの入学準備を「仕上げる」時間としました。


「研究することのおもしろさ」―研究することが大学生としての醍醐味―

坂東貴夫先生からは、先生ご自身の英語に関する研究を紹介しながら「研究すること、探究することのおもしろさ」について語っていただきました。もともと坂東先生が英語について研究されようと思ったきっかけは、「なかなか英語が上手くならない。なぜ?悔しい!」という思いからだったそうです。「研究のきっかけは、なんでもいい。自分が気になること、興味があること、不思議だなと思うことが研究になっていく。そして、それがいつかは誰かの幸せにつながっていく」というメッセージが印象的でした。 seminar4-04

 


「就職試験を体験しよう」―4年後を考えておく―

今回の入学前セミナーではたくさんの4年生が登場してくれ、入学予定者のみなさんに熱い応援メッセージを送ってくれました。みなさんのリアクションシートからは、「先輩みたいになりたい」という感想がとても多く、4年生がみなさんの憧れの存在になっていることが感じられました。その4年生たちは卒業をし、社会人としての一歩を踏み出します。その4年生たちが就職するために突破した「就職試験」。これをみなさんにも体験してもらい、自分の今の力を知ってもらう機会としました。 seminar4-05
自宅でスタートアップ課題に取り組んだ成果が見られた人も多く、第1回セミナーよりも「よくできた」と感じた人も多かったようです。

 


「4年間に大切な2つのこと」―スタートアップ課題の成果―

自宅で取り組んでもらった「スタートアップ課題」について福田先生から講評がありました。3回の「WEBエッセイトライアル」では、投稿されたエッセイの総数は440、そして、これらのエッセイの文字数をすべて合わせると、約200,000字になりました。この文字数は400字詰め原稿用紙にすると500枚になります。すべてのエッセイの文字数の合計の最小は1400字を想定していました。しかし、この文字数をはるかに超え、3000字以上書いた人が10名いました。
また、数学や英語の課題、そしてその他自分で行った読書などの「学びトライアル」の学習時間の登録では、合計600時間の登録がありました。上位の人を見てみると自分の学習の記録を丁寧に入力し100件の登録があったことがわかりました。
実はこのスタートアップ課題には2つの大切なことがありました。ひとつは、「求められたこと以上のことに自分から取り組むことができるか」。そしてもうひとつは「小さな学びを積み上げられるか」です。みなさんは指定した文字数以上のものに取り組めたでしょうか。1回の学びの時間は少なくても、それをこつこつと継続し、記録できたでしょうか。何気ないことですが、この2つのことが実は4年後に素敵な卒業生になるために必要なことなのです。ぜひ、求められたこと以上のことを自分から取り組むことができ、小さな学びを地道に丁寧に積み上げられる大学生になってください。

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福田先生からは、この2つのことをスタートアップ課題で達成した2名の入学予定者に「WEBエッセイトライアル最優秀賞」(5件のエッセイ、5012文字)、「学びトライアル最優秀賞」(60時間、97件)の表彰がありました。


「新しい自分へ」

長い人では4ヶ月にわたる入学準備のための学習が終わりました。ウォーミングアップは終了です。

新しい自分へ。安心して一歩踏み出してください。

入学後も金沢学院大学はみなさんを全力でサポートします。

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