本学芸術学部OGの映画監督・ふくだみゆきさんのインタビューを掲載!
ふくだ みゆき監督2010年 美術文化学部(現・芸術学部)卒業 本学卒業後、上京してアニメ・実写映画づくりの道に進んだ、ふくだみゆき監督。フェチな女の子を描いた自主制作アニメ映画「こんぷれっくす×コンプレックス」が2018年2月、第72回毎日映画コンクール「アニメーション映画賞」に輝いた。この賞は近年、「君の名は。」(新海誠監督)、「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)など超ヒット作が受賞しており、一躍、大注目を集めた。さらに、主要なビジュアルデザインを受け持ち制作に参画した夫・上田慎一郎監督の映画「カメラを止めるな!」が昨秋、興行収入30億円突破の大ヒットを記録しており、「夫婦監督」として新たな社会現象を巻き起こしている。 |
Q.アニメ・映画監督になろうと思ったきっかけは?
「私は群馬県前橋市の高校を卒業し、グラフィックデザイナーにあこがれて金沢学院大学に進学しました。そこでたまたま、『映像』の授業をとってみたら、先生におだてられて調子に乗り、その気になってしまい、今日に至りました(笑い)」
Q.大学で学んだことは今も役立っていますか?
「グラフィックデザイナーとして基本的なソフト(イラストレーター、フォトショップ、フラッシュなど)を学び、自由に使いこなせるようになったことは現在の私の活動の土台になっています。ともかく、大学には、ほめて(才能を)伸ばしてくれる先生が多かったので、物おじせずに積極的に制作活動に励むことができ、テレビの動画紹介番組に自分の作品を応募し、出演したこともありました」
Q.今後の抱負をお聞かせください。
「当面の目標は長編映画を制作し、商業デビューすることです。特に、ポップなコメディー映画を得意とする女性監督があまりいない印象なので、その方面の作品制作に力を入れたい。そして、いつの日か、その映画を金沢でも上映し、舞台あいさつに出向きたいです」
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※2018年12月、新聞広告として掲載いたしました。