（石川県立輪島高校出身）

金沢学院短期大学を選んだのは、高校3年生の時の担任の先生に進路相談したことがきっかけ。ご飯を作ることが学びになるなら私にもできそう、それに就職率も高くて安心だと思い入学したそうです。食物栄養学科で学び、大学病院の栄養士に内定したM･Hさんに、就職活動や学生生活について振り返っていただきました。

EPISODE1　　　　　
金沢医科大学病院（栄養士）を目指した理由は？　　　

　2024年、能登半島地震が起き、私は地元･輪島で被災しました。その時に支援に来てくださった栄養士･管理栄養士の方々に憧れを覚え、仕事として栄養士の道を考えるようになりました。また、就職活動では「将来的に継続して働けるか」を軸に選択したいと考えたところ、出合ったのが金沢医科大学病院でした。
　本学で開かれた、食物栄養学科の学生を対象にした説明会で話を聞いて興味を持ち、病院への見学にも行きました。職場では和気あいあいとした雰囲気で話しやすい空気感があって、ここでなら長く続けられそうだと思い、採用試験を受けることにしました。きっと病院では今まで体験したことのないくらいの食数を前にすると思いますが、同期と一緒に調理技術を磨いて頑張っていきたいです。

EPISODE2　
就職活動でのエピソードを教えて

　就職支援部の職員の皆さんや短大の担任の先生のアドバイスがすごくありがたかったです。自己分析には時間がかかって、エントリーシートを書くのは大変でしたが、アドバイスのおかげで仕上げることができました。実は、エントリーシートや面接練習はギリギリにお願いしてしまったのですが、要点をわかりやすくまとめて伝えてくださり、とても助かりました。その甲斐もあってか、内定先の二次面接では質問に対してすぐに正直な気持ちを伝えることができました。行き詰まったら一人で悩まないで周りにすぐ相談するとスッキリするので、頼っていくと良いと思います。

EPISODE3　　　
食物栄養学科ではどんなことを学んでいますか？　　　

　1クラスしか無く、調理実習での班活動が多くありました。班活動では周りを見て行動しなければならず、広い視野や計画性は自然と身に付いたと思います。また、元々、人と話すことが苦手だったので、地元や学内のボランティアに積極的に参加するようにしました。たくさんの人との関わりの中で、コミュニケーション能力を伸ばしていきました。

EPISODE4　　　　　
学業以外での思い出は？　　　　

　とにかくたくさんの友達ができました。文化祭で皆と一緒に模擬店を出したことや、誕生日にパーティーを開いて祝ってもらえたことなど思い出がいっぱいです。

Message　　　　　
受験生･高校生の皆さんへ　　　

　めっちゃ楽しい学校です！
　私は短大での学びや就職活動を通して、何事にも興味をもって取り組みにいく意欲が身に付きました。目上の方との接し方も少しは心得たと思います。これから社会人になっても、意欲的にいろいろなことを教わりながら、何事にも挑んでいきたいと思っています。