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ウエイトリフティング部が力強い助っ人
珠洲市で瓦礫の撤去などボランティア活動
金沢学院大学ウエイトリフティング部は6月9日、珠洲市を訪れ、1月1日の能登半島地震で倒壊した建物の撤去や片付けに汗を流しました。
訪問したのはウエイトリフティング部の部員45人で、一行はまず珠洲市ボランティアセンターを訪ね、泉谷満寿裕市長から激励を受けました。部員は二手に分かれ、菊田三代治監督と部員23人は珠洲市三崎町寺家の真宗大谷派専念寺で活動し、一方の22人は見附海岸で清掃活動を行いました。
専念寺の畠山義邦住職は菊田監督が石川県立珠洲実業高校(県立飯田高校と統合により閉校)教員時代の同僚で、「大学生はたいへんたくましく、手際よく片付けていただき、ありがたい」と感謝しました。部員らは一列に並んで声をかけながら、屋根から落ちて散乱していた瓦などの瓦礫を手渡しで運び出しました。
見附海岸を訪れた一行も津波などで漂着したごみや流木を集め、海岸を掃除しました。転がっていた大きな流木なども部員らが協力してまとめ、整理しました。内灘町出身の新谷遼選手は「実家周辺もたいへんだが、奥能登の悲惨な状況を目の当たりにし、心が痛んだ。瓦礫の撤去や清掃でお役に立てたならうれしい」と話しました。