金沢食文化魅力発信事業
“五感にごちそうゼミナール2023”を開催！

短大食物栄養学科と大学健康栄養学科・栄養学科の学生がサポート！

　金沢の食文化の魅力を伝承する「金沢食文化“五感にごちそう”ゼミナール2023」を2023年12月2日 (土)、12月10日(日)の2回開催しました。
　この取り組みは金沢市と本学との連携事業で、金沢の食文化の知識・技能等の継承・振興を図るため、市内の小学生等がふるさとの味や調理方法を学ぶ公開講座です。今年度で9年目となり、健康栄養学科・栄養学科と食物栄養学科の教員・学生により、食育や地域の食文化の知識・技術を提供しています。
　応募多数の中から、抽選で選ばれた小学生とそのご家族が参加し、第1回は、「御菓子処美福」の村上義明氏と「粟森梅月堂」の粟森剛氏の2名を講師とする和菓子づくり、第2回は「料亭旅館　浅田屋」の料理長佐藤弘氏を講師とする蓮蒸しの実演と体験を実施しました。
　参加した皆さんは、学生のサポートを受けながらふるさとの食文化とその調理方法を楽しく学び、本格的な和菓子や蓮蒸しを完成させて、おいしくいただきました。
　金沢市と本学は今年度の事業の成果を踏まえ、来年度も郷土の料理や家庭に伝わる味の継承事業を続け、金沢の食文化の魅力を広く発信していく予定です。