お知らせ
現代教養学科FSP講座 社会人生活の〝リアル〟を体感
学生28人が企業課題の解決策を模索・提案
現代教養学科の2025年度FSP講座が実施され、学生28人がリアルな企業課題に対してチームを組んで解決策を模索、まとめた意見・取り組みをプレゼンテーションし、社会人として働くために必要なスキルとは何かを体感しました。FSP講座は毎年1年前期に実施されている授業で、学生たちが試行錯誤を通じて自分たちに何が足りないかを自覚して残り1年半の学生時代で何をどのように学んでいくかを現実的に考えるきっかけとするなど貴重な経験を得る場になっています。
昨年に続き、株式会社アジアルと株式会社プレステージ・インターナショナル 富山BPOタウンの2社から協力をいただき、学生たちは課題解決に取り組みました。アジアルは名古屋に本社を置く外食チェーン「びっくりドンキー」などを運営しており、『モーニング営業を開始(2024年12月)後、低下したディナー~深夜帯の売上または客数をモーニング営業開始前の100%に戻す施策を立案せよ』という課題、コールセンターやロードサービスなどを展開するプレステージ・インターナショナル 富山BPOタウンは『よりお客様に満足いただけるサービスを目指す為に、当社のロードサービスにおけるお客様対応向上施策を提案せよ』という課題がそれぞれ提示されました。
学生たちはチームでデータ収集や議論を行い、解決策を練り上げてプレゼン用の資料作成を進め、企業側は費用面、ターゲットや訴求ポイント、資料のわかりやすさなどについて細かくチェックしました。両企業の担当者が審査して最優秀案が選ばれ、学生たちからは「他グループの発表を聞き、自分たちに何が足りなかったか分かった」「目標達成につながる行動とは何か具体的に考えることが重要」「プレゼン用のスライドが字ばかりで見にくいと指摘され、最終提案で修正した部分を評価され、うれしかった」など成長を感じさせる感想が寄せられました。
FSP講座は企業と協働で学生の主体性を引き出すことを目的としており、2016年度から現代教養学科で実施されています。
最終提案を終え、アジアルの企業担当者と記念撮影
最終提案を終え、プレステージ・インターナショナル 富山BPOタウンの企業担当者と記念撮影