難関「国内旅行業務取扱管理者試験」（国家資格）に2人が合格
現代教養学科2年の末田さんと宮坂さん

　現代教養学科観光・ホテル・ブライダルコースの末田莉子さん（金沢学院大学附属高校出身）と同公務員・一般事務コースの宮坂実玖さん（石川県立金沢商業高校出身）の2人が難関の国家資格「国内旅行業務取扱管理者試験」に見事、合格しました。
　同管理者とは旅行取引の公正性を保ち、旅行者の安全と利益を守るための「法律の番人」ともいえる存在（国土交通省HPより）で、同資格は資格所有者が営業店舗に1人以上いないと旅行商品を販売（契約）できないと旅行業法で定められています。
　2人は1年次から同学科の村上智教授の授業を受けて観光業に興味を持ち、資格取得に向けて勉強を進めてきました。末田さんは勉強を本格的にスタートするまでに時間がかかり、短期集中で過去問に取り組むなど最後は1日8時間ペースで勉強して難関を突破しました。宮坂さんは公務員・一般事務コースですが、幅広く勉強したいと同資格取得に取り組むことを決め、受験する仲間と支え合いながら勉強に励み、壁を乗り越えました。
　同資格取得を目指す後輩に対し、末田さんは「国家資格だから難しいと諦めず、村上先生からの力強いサポートもあるので安心して頑張ってほしい」、宮坂さんは「1年次の村上先生の授業でこの資格について勉強するので、そこから計画を立てて勉強すれば大丈夫。資格取得にどんどん挑戦してほしい」とエールを送りました。
　村上教授は「現代教養学科では夏休みに対策講座を開くなど資格取得に向けて強力なサポート体制を整えている。観光都市金沢で活躍する人材を今後も育成していきたい」と話しています。

難関の「国内旅行業務取扱管理者試験」（国家資格）に見事合格した末田さん（左）と宮坂さん