2024年度FSP (Future Skills Project）講座：
産学協同チームPBL（課題解決学習）を実施！

企業からのリアルな課題に対して、課題解決に向けた提案とプレゼンテーションに挑戦しました！

　現代教養学科では、学生自らが主体的・能動的に企業の抱えるリアルな課題に取り組み、解決策を考える、FSP講座を1年生前期に実施しています。授業では2社からの課題を受け取り、チームごとに課題解決に向けた提案をプレゼンします。

　今回は、昨年に引き続き2社の企業様にご協力をいただきました。1社目の名古屋に本社を構え外食チェーン「びっくりドンキー」等を運営する株式会社アジアル様より「店舗運営を円滑に行うため、アルバイトの必要人数を確保・定着させるための施策を立案せよ。」、2社目のコールセンターやロードサービス等の事業を展開する株式会社プレステージ・インターナショナル 富山BPOタウン様からは「よりお客様に満足いただけるサービスを目指す為に、当社のロードサービスにおけるお客様対応向上施策を提案せよ。」という課題が提示されました。　

　これは学生用に作成したものではなく企業が抱えるリアルな課題です。そのため、受講学生は社会人のレベルの高さを身に染みて実感することが出来ます。学生からは、「苦手なグループ活動に積極的に挑戦出来た。」、「自分の意見を持つことだけでなく、それを相手に伝える大変さを痛感した。」、「一次提案からの変化や発表の仕方について評価いただき、とてもやりがいを感じられた。」などたくさんの感想が上がってきました。

　この授業を通して、「社会人として働くために必要な力」を考える良い経験ができました。また、自分たちの力不足を実感したことで、多くの学生が今後の学びへの高い意欲を示し、大きな成長を遂げました。