2023年度FSP (Future Skills Project）講座：
産学協同チームPBL（課題解決学習）を実施しました！

「FSP講座」の授業で 企業の課題に取り組みプレゼンテーションに挑みました！

　現代教養学科では、毎年、学生自らが主体的・能動的に企業の抱えるリアルな課題に取り組み、解決策を考える、FSP講座を1年生前期に実施しています。短期大学では非常に珍しい取り組みです。

　授業では2社からの提案を受け取り、それぞれ提示された課題に取り組みます。1社目の名古屋に本社を構え外食チェーン「びっくりドンキー」等を運営する株式会社アジアル様より「お客様満足度を上げるための人材育成計画を立案せよ」、2社目のコールセンターやロードサービス等の事業を展開する株式会社プレステージ・インターナショナル富山BPOタウン様からは「社会を取り巻く環境を踏まえ、社会人に求められるものは何なのか？なぜそれが求められるのか？それらをもとに新入社員に対するアクションプラン提案せよ」というミッションをいただきました。

　これは学生用に作成したものではなく企業が抱えるリアルな課題ですので、社会人のレベルの高さと自分たちの能力のギャップを痛感します。 学生からは、「自分の意見をしっかり持ち、明確な根拠を示さないと相手には納得してもらえない。次の提案はもっと説得力のあるプレゼンがしたい」､「切り口やゴールを明確にしないといつまでも意見はまとまらない」など、たくさんの感想が上がってきました。

　 この授業を通して、「社会とは何か」「働くにはどんな力が必要か」を考える良い体験ができました。また、自分たちの力不足を実感したことで、これからの学びのテーマを見つけた学生たちは大きな成長を遂げました。

（小里 千寿　現代教養学科学科長）