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会見でのやりとり【No.1】
高校で無名からプロへ 花開いた雑草魂
松井投手「最多勝を取り、球界を代表するエースになりたい」
長谷川投手「年間50試合も60試合も投げられる投手に」
――記者:指名された抱負、感想を聞かせてください。
松井友飛投手
このたび、東北楽天ゴールデンイーグルスから指名をいただきました。ずっと目指していた夢の場所でした。それが今日現実になって、正直まだ実感はないですが、これから実感がわいてくると思います。楽天のユニフォームに袖を通せることをうれしく思います。プロでは球界を代表するようなエースになり、野球を始めた小さな子供たちや野球少年に対して、あこがれの選手や好きな選手と言ってもらえるようになりたいと思っています。
長谷川威展投手
このたび、日本ハムファイターズに指名されました。松井が先に指名されて、ちょっとひやひやしていたのですが、そのあと自分も指名されて、すごくほっとしました。日本ハムファイターズには宮西(尚生)投手や堀(瑞輝)投手ら参考になる投手がたくさんいるので、自分も追いつき追い越せるように頑張っていきたいと思います。
――記者:松井投手に質問です。穴水高校で、公式戦で1勝もできなかったというところからプロの舞台へ行くことになりました。その辺りの成長過程についてどのように思っていますか。
松井投手
自分は高校時代に活躍できなかった分、大学で頑張って、高校時代に活躍していた選手たちを見返そうという思いが強かったです。その思いで4年間、プロを目指してやってきたことが大きく成長につながったかなと思います。
――記者:お誕生日おめでとうございます。そういうことも含め、今日は特別な日になったのではないでしょうか。
松井投手
22歳の誕生日がドラフトと被ってしまって、正直、誕生日のイベントは楽しめていないんですけど、球団からは本当に良い誕生日プレゼントをもらったと思います。
――記者:会見を開く前、このドラフト会議はどこで誰と見ていましたか。
長谷川投手
野球部の寮の談話室で監督、自分、松井、辻コーチ、長谷川コーチと一緒に見て、後から4年生の同期たちが集まって一緒に見守ってくれました。
――記者:指名された時、思いを誰に伝えたいですか。
長谷川投手
まず、今まで育ててくれた家族に良い報告ができるなと思って、すごく安心しています。そして、今まで支えてくれた小学校から大学までの指導者の方々にしっかりお礼を申し上げたいと思います。
松井投手
自分が成長できたのは、まず、両親がしっかりと野球をここまでやらせてくれたというのが大きいですし、技術的な面を教えてくださった今までの指導者の方々にも感謝したいと思っています。
――記者:対戦してみたいバッターについて教えてください。
長谷川投手
日本ハムファイターズはパ・リーグなので、球界を代表する打者の一人である柳田(悠岐)選手らと戦ってみたいです。
松井投手
自分は高校の時にトップを走っていた清宮(幸太郎)選手や、東京五輪で活躍していた村上(宗隆)選手ら、自分と同じ年齢の相手と対戦したいと思っています。
――記者:それぞれ宮城県と北海道に対する印象はどうですか。
長谷川投手
北海道はジンギスカンと雪国のイメージが強いです。石川県で雪国の生活というのにも慣れましたし、そういう面ではびっくりすることなく生活できるんじゃないかと思っています。
松井投手
一度、大学時代に遠征で仙台に行かせてもらったことがあって、その時に本当に住みやすい街だなと思ったのと、気候が金沢に似ているかなと思いました。住みやすさという面では安心できるのかなと思います。