金沢学院短期大学

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幼児教育学科-大バナー(2020年度募集)

こどもと遊ぶ。学びを深める。

▼幼児教育学科専用ページ
新着ボタン(食栄)

幼稚園の教育要領や保育所の保育指針などが改定され、2018年度から施行されています。そこでは、未来の社会を生き抜く力の育成が重視され、保育所も初めて「教育施設」に位置付けられました。この施行と時期を同じく2018年春にスタートした金沢学院短期大学幼児教育学科は、この新しい考えに基づいた感性豊かな保育士育成を目指しています。

 

2年間で育って欲しい資質

▶柔軟性

▶多様性

▶積極性

▶開放性

 自分のやり方にこだわり過ぎず、いろいろな子どもたちの環境や育ちを理解していくことが大事です。場合に応じて、自分のやり方を変えられる「柔軟性」のある対応が大切になります。 現代の子どもたちは、さまざまな家庭環境や価値観の中で育てられ、発達の過程も個人ごとに異なります。個性豊かな子どもの育ちや表現を受け入れる「多様性」が必要です。  乳幼児期の子どもは、大人が見せる表情や声かけ、触れ合いによって、学びに向かう姿勢や人間性など、将来にわたっての大事な要素が育っていきます。子どもの気持ちを大切にして向き合える「積極性」が求められます。  子どもたちの豊かな表現を育むには心身の解放が大切です。そのためには周りの大人が気持ちに余裕を持って、子どもを受け入れ、見守る「開放性」が求められます。

実習に生かす教育内容

子どもと触れ合うことは、とても楽しいことです。それは素直な感情です。でも、実習に関しては、それだけでは対応できません。子どもとかかわり、子どもの育ちを支える「責任」と「技能」、「知識」を身に付ける必要があります。「責任」は「技能」によって示され、「技能」は「知識」によって基礎づけられます。本学科の学びでは、個々の科目の成果だけでなく、それらを結びつけた人間性を重視します。
育ってほしい姿カリキュラム(幼教)新着ボタン(幼教) ⑦【幼教】実習風景

実習を支える教育環境

 乳幼児期の教育は、子どもの健全な心身の発達を図りつつ人間形成の基礎を培う重要なものであり、保育・教育に携わる保育者の人格的資質はその基盤となるものです。金沢学院短期大学では、多様な交流を通して、実習に向けて人格的資質の向上が図られるよう、①こどもセンター ②アドバイザー教員による指導 ③教職センター ④ピアノ練習室の4つの教育環境を整えました。

ポイント1

こどもセンター

授業以外でも体験的な交流ができるよう、学内の「こどもセンター」はさまざまな用途で開放されています。ここでは、子育て支援の場としてのイベントが企画され、地域の子どもやその保護者にも開放されています。子ども(乳児・幼児・児童)を対象とする研究機関としての働きも併せ持っています。学生の皆さんが、普段から「こどもセンター」の活動に参加して、子どもたちと交流していくのはもちろんのこと、保護者や子どもの保育・教育に関わる専門家と出会い、実践に向けた考えが深められるような環境を整えました。

①子どもセンター

②子どもセンター

③子どもセンター

ポイント2

アドバイザー教員による指導

幼児教育学科では、専任教員が小グループに分かれた学生を担当して行う授業「地域と子どもⅠ」「地域と子どもⅡ」「卒業研究」があります。他のグループと連携を取りながら、学生それぞれの人間性と各段階での人間力を常に把握して学生の悩みや疑問に、きめ細やかに、丁寧に対応を行うことができます。科目履修の計画の相談(履修指導)や自らを振り返り、将来の計画に役立てるための学修成果の整理・蓄積への助言(学習ポートフォリオ)など、個別指導を実現できる環境を整えました。

【幼教】アドバイザー教員
ポイント3

教職センター

幼児教育学科の学生にとっては、保育所や幼稚園、認定こども園での実習のための手続きやボランティアなど、学科の学びと連動したサポートを受けることができます。なお、大学1年生から4年生を対象とする保育士及び幼稚園教諭採用試験対策講座(1年生保育の基本、2年生公立採用試験対策)が開講されており、幼児教育学科の学生は、教育学科の学生とともに受講しています。

教職センター
ポイント4

ピアノ練習室

ピアノ練習室には、防音設計された仕切り部屋が3部屋あり、ヘッドフォン端子のついた電子ピアノが設置されていて、音を外に出さずに練習することができます。いつでも自由に練習できる環境が整えられています。

【幼教】ピアノ練習室紹介写真

 

2年間の学びの意味

▶2つの資格

☑保育士 幼稚園教諭二種

幼児教育学科では、短大の2年間で「保育士資格」と「幼稚園教諭二種免許状」の取得が可能になります。この2つの資格があれば、保育所や幼稚園、認定こども園など、就職先の幅が広がります。また、現場では、経験を生かして、更に学びを続けていくことが求められており、その基盤として、2つの資格を持っていることは有効となります。

▶4つの進路

2018年度にスタートした幼児教育学科では、2019年度に初めての卒業生を送り出します。一人一人の学生が、それぞれの進路に向けて活動を開始しています。

将来像

短期大学の2年間で、幼児教育に必要な人間的素養、教養、知識、専門的技能を直接的に実習に結びつけて実践的に学ぶことで、4年制大学よりも早く社会に巣立ちます。現代では、さまざまなキャリアの積み上げ方があります。早く社会で経験を積んでから、また、大学で学びなおすことも可能です。その意味で、将来、卒業生が実務での経験を積んで、子どもとともに学び、大学等の高等教育で新たな深い学びを志すことを応援したいと思っていますし、他分野で経験を積まれた方が、本学科で、幼児教育を学ばれることも期待しています。未来を切り開く子どもたちのために、ともに、力を合わせましょう。

履修モデル