金沢学院短期大学

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【幼児教育学科】 夏休み短期留学体験記

 本学国際交流センターのサポートを受けて、8/7~9/1にイギリス・ロンドンの語学学校で短期留学を経験した庄田梨桜さん(幼児教育学科1年)からの報告です。

留学への憧れを実現へ

 私は高校生の頃から留学に興味があり、留学を通して実践的な英語力を身に付けたいと考えていました。そんな時、金沢学院大学にも短期留学制度があることを知り、国際交流センターで話を聞いたり自分でも調べたりして、イギリスへの短期留学に魅力を感じました。
 イギリス・ロンドンを選んだ理由は次の3つ。「①日本人が比較的少ないから」、「②イギリス文化に触れたかったから」、「③マザーグースの発祥の地であるイギリスの街を実際に訪れたいと思ったから」です。さらに、英語試験のスコアに応じて最大20万円が給付される本学独自の海外留学奨学金制度も後押しになり、8月7日から9月1日の約1ヵ月間の留学を決意しました。

充実した留学生活

語学学校での学びと交流

 語学学校にはトルコ、中国、ブラジル、コロンビアなどさまざまな国籍の留学生が在籍し、国際色が豊かで、彼らと交流する中で日本との違いや価値観の多様性を実感を持って学ぶことができました。また、授業は基礎的なもので、Reading,Listening,Writing,Speaking(読む・聞く・書く・話す)の4つのスキルを同時に学びました。ペアで話し合うことが多く、他にはグループでプレゼンテーションをすることやクイズ形式で学ぶこと、授業中にみんなでカフェに移動して話すこともありました。

授業の様子
放課後の課外活動
プライベート時間は積極的にお出掛けへ

 学校はロンドンの中心部にあり、周辺にはカフェやレストラン、劇場、ショッピングセンターが点在していました。また、大英博物館まで徒歩5分、コベントガーデンまで徒歩15分とアクセスがとても良く、その他のロンドンにある有名な観光地には地下鉄やバスなどの公共交通機関で容易にアクセスできるところでした。私は午後授業だったので、午前中は友達と有名な観光地やマーケットへ出掛け、放課後は学校主催のイベントに参加したり、学校から徒歩圏内にある劇場でミュージカルを見たりと、とても充実した生活を送りました。
イギリスにいる間はホームステイをしていましたが、ホストファミリーとの暮らしの中で、イギリスの文化や習慣を体験し、会話を通して英語力の向上にも努めました。見知らぬ土地で生活することや友達と旅行を計画することによって行動力、順応性がかなり身に付いたと思います。

学校初日の放課後
コペントガーデンのストリートパフォーマンス
専門分野の学びに繋がる体験も

 幼児教育学科では英語圏の伝承童謡である、マザーグースの唄に親しんでいます。「パンチとジュディ」は、その1つで1662年にコベントガーデンで初演された人形芝居の唄です。留学前にコベントガーデンにパンチとジュディのパブがあると聞いていたので、そこを訪れました。

パンチとジュディのパブ

留学を経て自分の課題を発見

 1カ月の短期留学は思っていたよりも短くあっという間でしたが、日本ではなかなかできないことを経験することができ、短期留学をして本当に良かったと思っています。留学を通してたくさんのことを得ましたが、それと同時に積極性や自信を持つことが自身の課題だと気付きました。特に語学学校の授業では、自分の意見を積極的に伝えようとする姿勢が大事だと痛感することが多かったです。この課題を解決するために、シャイな気持ちを持たずに英語学習に取り組む必要があると感じ、思ったことや言いたいことを英語で考え、口に出すようにすることなど、日常生活の中で英語を話す機会を増やしていくことで英語を話すことへの抵抗をなくしていきたいと考えました。また、今後は留学経験を通して身につけた行動力を生かして、一つ一つ目標に向かって計画を立てて行動し、失敗を恐れずにさまざまなことに挑戦していきたいと思います。