金沢学院短期大学

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教員紹介

教授
現代教養学科

村上 智

SATOSHI MURAKAMI
専門分野:
ツーリズム全般 観光教育
私が今、考えること

観光は関連産業も含めて、世界最大の産業規模であり、かつ、日本の基幹産業と、正式に位置付けられています。人々の「観光のために出かけたい」欲求は本源的なものであり、周囲の環境がどのようなものであっても、欠かすことができないものです。残念ながら日本人にはその価値が十分理解されていないように感じます。いつの時代にあっても忘れてはいけない真理が、観光欲求と言えるのではないでしょうか。

MESSAGE
受験生・学生へ一言

観光は、誰もが価値ある人生を過ごすに際し重要な意味を持っています。その一方で、観光業従事者は、全力でその意味を提供し続け、価値を生み出してゆく責務があります。それが、簡単に言えば、「遊ぶこと」であり「楽しむこと」なのです。それら観光行動は、勉強することと同様に重要なことですが、そうしたことを理解している方が少ないのは、残念ながら事実です。今だからこそできる「勉強=遊び」もあるのです。皆さんは、何のために生まれ、どこを目指しているのか。そうした大きな目標を見失わないようにしながら、意味ある体験を積み重ねていってほしいと思います。

学歴 新潟大学 
学位 法学士
職歴 大手旅行会社で20年以上、営業、企画、商品造成、添乗等の業務に従事。3年間の国家 公務員勤務(地域公共交通政策)を経て、現職に至る。
専門分野 観光研究全般、観光業、旅行業、地域公共交通
担当科目 観光学概論、国内旅行業実務、海外旅行業実務、ブライダル実務、ホテル実務、ホテル・ブライダル概論、総務労務管理、観光地理、基礎ゼミⅠ、Ⅱ、Ⅲ、他
所属学会
  • 日本観光学会
  • 観光学術学会
  • コンテンツ・ツーリズム学会
私のおすすめの本
  • 「クルマを捨ててこそ地方は甦る」(藤井 聡)
  • 「日本の深層」(梅原 猛)
  • 「新・平家物語」(吉川英治)
主な研究業績・作品等
  • マス・ツーリズムの肯定的再評価の試み(R3.3月 金沢学院短期大学 紀要19号)
  • 「学生による海外誘客チャレンジ事業」の意義と課題の考察(令和2.3.金沢学院短期大学 紀要第18号)
  • 訪日観光客の特徴と課題 -明治維新150年の今(平成31.3.金沢学院短期大学紀要 第17号)
  • 道の駅厳美渓を観光拠点とした一関観光振興に関する一考察~高齢化社会における 生活者観光という視点から~(平成30.3.金沢学院短期大学紀要第16号
現在の主な研究・
制作テーマ等
歴史、民俗史をコンテンツとした観光研究の可能性について検討しています。
主な社会活動
  • 学生による海外誘客チャレンジ事業(2018)「日本食ブームをトリガーとした石川県産 米おむすびの発信」
  • 上同 (2019)「石川県から発酵食文化を拡散~外国人来県者の満足度と認知度向上 プロジェクト」
  • 加賀市乗合タクシーの利用改善実地調査(2018)