教員紹介
金沢学院大学

金沢学院大学 講師
文学部教育学科
南雲 まき
私が今、考えること
造形表現、言語表現、人間はさまざまな表現方法を持っています。表現とは自己のいずれかの部分を他者に向けて開示することです。その結果、うまく受け入れてもらえなかったり、自分の意図とは違う伝わり方をしたりして傷つくこともあるでしょう。伝えるための願いと試行錯誤の過程としての表現活動について共に考えていきましょう。
- 受験生
学生へ一言 -
今まで当たり前のように見ていた風景の美しさにふと気がつくように、大学で学ぶことで、物事が今までとは全く違うように見える瞬間があるはずです。世界をひとつの角度から見るか、たくさんの角度から見るかで、人生の豊かさは全く違ってきます。
事物や人に深く関わるということは、それらの影響を受けて今までの自分が解体され、変革するということです。また、他者に影響を与えるということです。変化には不安が伴うかもしれませんが、そのリスクを負っても関わりたいと思えるものを見つけてほしいと願っています。
学歴
- 出身大学東京学芸大学(教育学部芸術文化課程 美術専攻)
- 出身大学院東京学芸大学大学院(教育学研究科)
学位
- 修士(教育学)
専門分野
- 美術教育、表現教育
担当科目
- 図画工作、造形演習、インクルーシブ教育における造形指導、保育内容(表現) 他
所属学会
- 大学美術教育学会、美術科教育学会、国際幼児教育学会
私のおすすめの本
- 小松佳代子編『周辺教科の逆襲』叢文社 2012
- 島田荘司『エデンの命題』光文社 2008
- 矢野智司『意味が躍動する生とは何かー遊ぶ子どもの人間学』世織書房 2006
- 山本睦,前田晶子,古屋恵太『就学前教育から教員養成まで』ナカニシヤ出版 2014
- ジョン・デューイ著,栗田修訳『経験としての芸術』晃洋書房 2010
主な研究業績・作品等
- 院内学級の実践から読み解く美術教育の意義と可能性(『大学美術教育学会誌美術教育学研究47』 大学美術教育学会)
- 美術における「個性化」教育についての考察 (『大学美術教育学会誌美術教育学研究48』 大学美術教育学会)
- ふれる・もつ・かんじる-展覧会実践からの考察(『東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系 第65集』 東京学芸大学学術情報委員会)
- ふれる・もつ・かんじるⅡ:ワークショップという美術教育実践の可能性(『東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系 第67集』 東京学芸大学学術情報委員会)
- 造形美術教育科目のアクティブ・ラーニングについての考察 (『東京学芸大学紀要 芸術・スポーツ科学系 第68集』 東京学芸大学学術情報委員会)
現在の主な研究・制作テーマ等
- 美術を中心とする多様な表現教育