教員紹介
金沢学院大学

金沢学院大学 准教授
文学部教育学科
佐囲東 彰
私が今、考えること
新学習指導要領でも、特別支援教育の重要性は高まってきています。私は、通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする幼児児童生徒への支援を教育現場でこれまで数多く実践してきました。今までの豊富な経験を生かし、特別支援教育の視点を持った教員を育てていきたいと考えています。
- 受験生
学生へ一言 -
18歳の時の愛読書は「太郎物語」でした。自分と同じ陸上短距離選手、そして一人っ子。なんとなく親しみを覚えました。太郎君は、東京を離れ、地方の大学にどうしても学びたい学部があり、そこに入学します。大学を選ぶ基準が偏差値ではなく、自分の「学びたいこと」という感覚にしびれたことを覚えています。
金沢学院大学の教育学科は、生まれたばかりです。でも、北陸の地から「専門的な知識を持った教員を育てたい」と熱意にあふれた教員が集まっています。本当に教育を学びたいと思っている皆さんを心からお待ちしています。
学歴
- 出身大学日本大学 法学部
- 出身大学院上越教育大学 大学大学院 障害児教育 研究科(修士課程)
学位
- 修士
専門分野
- 特別支援教育
担当科目
- インクルーシブ教育概論、教育相談、障がい児保育、障がい児教育 他
所属学会
- LD学会、行動分析学会、特殊教育学会、発達障害教育
私のおすすめの本
- 『太郎物語(高校編)(大学編)』著者:曾野 綾子
- 『竜馬がゆく』著者:司馬 遼太郎
- 『フェルマーの最終定理』著者:サイモン・シン
主な研究業績・作品等
- アスペルガー症候群を有し漢字習得に困難さがある児童への書字指導-継次方略と同時処理方略の有効性の検討-, 平成20年4月, 『教育実践研究』,第20集,上越教育大学学校教育研究センター(195-200頁)
- 学級全体に対する支援が個人の問題行動の低減に及ぼす影響 ―School-Wide Positive Behavior Supportの視点から―, 平成25年8月,『LD研究』第22巻,第3号,日本LD学会(267-278頁)
- Team Teaching体制の導入による問題行動の減少について ―クラスワイドな支援から個別支援への指導過程の検討―, 平成28年11月,『LD研究』第25巻,第4号,日本LD学会(463-475頁)
- 強い反抗性を示すADHD児の問題行動と学級全体の問題行動に対する支援―クラスワイドな支援と個別支援を組み合わせた支援過程の妥当性-, 平成29年5月,『LD研究』第26巻,第2号,日本LD学会(253-269頁)2
現在の主な研究・制作テーマ等
- 通常の学級における特別な支援を要する幼児児童生徒への支援
- 学習障害への支援