本学は、教育理念「創造」及び三つの教育指針を踏まえ、時代の要請に応える社会的教養と職業または実際生活に必要な能力の育成とともに、各学科の教育目的を達成するために必要な科目を開設し、専門的な知識・技能を体系的に修得できるよう教育課程を編成しており、全学的に次の視点をカリキュラムに組み込んでいます。
- 「フレッシュマンセミナー」を1年前期に必修科目として配置し、大学生活への適応を促すとともに、2年間の学修に不可欠な「大学生らしい学習」の基本を身につけます。
- 1年後期に「キャリアプランニング」を必修科目として配置し、就職への意識を高め、就業力育成・強化を図ります。
- 専門分野における知識や技能を修得できるように各学科に専門教育科目を設置し、基礎から応用へ、容易なものから高度なものへという方針で、専門に関する知識を広く体系的に身につけられるよう教育課程の編成に配慮しています。
●ライフデザイン総合学科
ライフデザイン総合学科では、「一人一技」の実学教育を行い、社会に貢献できる有意な人材の育成を目標に、学生の自主性・主体性の涵養を基本に据え、基礎教養と多様なビジネス分野の選択科目を教育課程編成の特徴とし、各人が「なりたい自分」を目指して科目を自ら選び履修することを原則とします。
- 1年前期を「導入期」と位置づけ、社会人に求められる教養と各種専門分野の基礎を学び、1年後期の「発展期」、2年前期の「展開期」でその学びを深め、2年間のまとめとして必修の卒業研究につなぐという教育方針のもとで、教育課程が設定されています。
- コンピュータの基礎活用能力を育成する科目と、礼節を重んずる心を養うとともに文章表現力やプレゼンテーション力を高めるための科目「基礎演習」を必修としています。
- 社会人として要求される基礎的学力やコミュニケーション能力など就業基礎能力を育成する科目を多く設置し、インターンシップも単位として認めています。
●食物栄養学科
食物栄養学科では社会的要請に応え、食と健康のスペシャリストとしての栄養士の養成を目指します。以下の基本理念に基づき、栄養士養成施設として、また、食教育の専門家となる栄養教諭二種の取得も目指せるよう、一般教養と専門科目に関する講義、実験と実習を含んだ専門家養成のための教育課程を編成しています。
- 栄養士を目指すための基礎学力を向上させるプログラムを提供します。
- 栄養士や栄養教諭に必要とされる知識や専門職としての意識と実践力を伴う総合力を養う。
- 様々な社会のニーズに対応し、栄養と健康に関する情報を発信できる人材を養成します。
●専攻科食物栄養専攻
専攻科は、短期大学における栄養士教育の基礎の上に、より高度な知識及び技術を修得・研究し、もって広く地域社会の向上に資する人材の育成を目指します。管理栄養士の取得を目指した講義、演習、実験と実習を含んだ教育課程を編成しています。最終年度には、一人ひとりが問題解決能力を身につけるため、学生が主体的に学べる特別研究を設け、成果を論理的にまとめ報告をします。また、学位授与機構の学位授与システムを利用し、修了時に学士(栄養学)の学位が取得できるようカリキュラムを設定しています。
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