第2回高校女子相撲選手権団体2連覇,個人は重量級で阿部選手が初優勝
第2回高校女子相撲選手権大会は9月20日、東京・アリーナ立川立飛で行われ、本校相撲部が団体戦2連覇を達成しました。個人戦では重量級(75㌔以上)で阿部なな選手(2年)が初優勝、軽量級(60㌔未満)で中口藍彩選手(1年)が準優勝しました。
団体戦は鳥取城北などライバル校を次々と倒し、参加11校の頂点に立ちました。個人決勝では、1週前にタイで開催された世界ジュニア選手権無差別級2連覇を果たした阿部選手が強さを見せつけ、相手のすくい投げをこらえ、そのまま前に出て寄り切り、試合を決めました。
【選手コメント】
阿部 なな 選手(2年)
気持ちが落ち着いていたので、相手のことがよく見え、投げ技にも対応できたのが良かった。団体もまとまりのある良いチームで2連覇できてうれしい。
藤嶋 由菜 選手(2年)
準決勝まで右下手を取れず、本調子ではなかったが、決勝は立ち合いから思い通りにいって勝つことができた。個人は成績を残せなかったので、全日本で個人優勝したい。
中口 藍彩 選手(1年)
個人は決勝で負けて準優勝だったので、団体は絶対に優勝するつもりで試合に臨み、全力を出し切った。マットの土俵でやりにくかったが、二連覇に貢献できてうれしかった。
表 初奈 選手(1年)
個人戦は2回戦で負けてしまい、悔しい。全日本では55㌔未満の部で優勝を狙っていきたい。筋トレを重ねて押す力を強化し、まわしを持たなくても勝てるようになりたい。
主な結果は次の通り。
▽団体戦
優 勝 金沢学院大学附属高校(中口藍彩選手、藤嶋由菜選手、阿部なな選手)
▽軽量級(60㌔未満)
準優勝 中口藍彩選手
▽重量級(75㌔以上)
優 勝 阿部なな選手

第2回高校女子相撲選手権で2連覇を果たした本校相撲部。(左から)中口選手、藤嶋選手、表選手、阿部選手