金沢学院短期大学

日本語表現の授業でアナウンサーを招いて指導を受けました

11月16日、現代教養学科の基盤科目である「日本語表現」において、“美しい言葉、伝わる表現とは?”というテーマで、元日本短波放送報道部アナウンサーで、現在は、司会・ナレーション・声優・専門学校アナウンス講師など、多方面で活躍されているフリーアナウンサー渋木千恵子先生をお招きして授業を実施しました。

普段何気なく話している日本語ですが、言葉・発声・発音等を改めて見直し、好感の持てる話し方や伝わる話し方のポイントを学びました。授業は実習を中心に構成され、様々な具体例を出しながら丁寧に説明をしてくださいました。学生たちはプロの発する言葉の明瞭さ、声の美しさ、表現力に圧倒されたようですが、渋木先生は講義の中で「テクニックよりも大切なことは話し手の人柄や誠意です」とおっしゃっていました。学生たちはこれまでの表現方法を振り返りながら、自分の課題を見つけ、今後の目標をリアクションペーパーに書き込みました。

―受講した学生のリアクション

■印象に残ったこと

教室の後ろまで通る声で聞き取りやすく、発声や発音、アクセントなどがしっかりしているからだと思った。迫力があった。

同じ言葉でも話す速度や声のトーンを変えることで印象が全く変わることに驚いた。

アナウンサーのしゃべりを直接聞き、こんなにも声が通るのだと、衝撃を受けた。

自分でもできる発声方法を習ったので練習したい。

 

■自分自身の課題や今後の目標

足りないことだらけだと思った。就職の面接試験でも必要となってくるので、声をしっかり出し、ハキハキ話すようにしたい。

自己主張をしっかりし、印象に残るような話し方に改善していきたい。

声に気持ちを込め、その場にふさわしい表情で話すことを目指したい。

よく早口だと言われるので、誰を相手にしても伝わる話し方を心がけたい。

 

■課題解決に向けての具体的な行動について

話すとき、緩急をつけてメリハリがつくように意識する。

教えてもらった早口言葉を活用して、毎日練習し、日常会話でも注意していきたい。

実際にやってみた「感じのよい話し方」の表情や、声のトーンを練習する。

伝わりやすさを意識して、具体例などを多く入れ、話すように心がけたい。

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