食物栄養学科 教員紹介

平成27年度専任教員

渡邉わたなべ 琢夫たくお 教授

食物栄養学科長

駆動力は好奇心

東北大学医学部を卒業して神経内科で研修中、ちょっと武者修行のつもりで医化学講座の大学院生になったのだが、結局そのまま基礎医学の道を進むことになる。アメリカ留学、金沢大学を経て2012年着任。生活習慣病の克服を目指し研究と教育に携わるも、なかなか途は遠い。研究も教育も、出発点は頭を冷やしてものを観ること、駆動力は好奇心、だと思っている。
高校時代に応援団をやっていたせいか、スポーツ観戦(というより一方的応援?)が好き。テレビの前でガッツポーズをしては家族に笑われているが、これに関して頭を冷やす気はない。


科学するこころ

平成27年4月、着任しました。長年にわたり大学・大学院で栄養学、健康科学などの教育研究に携わってきました。専門は、栄養生理学です。
本学では、平成28年度から、短期大学食物栄養学科(栄養士養成課程)に加えて、人間健康学部(現在のスポーツ健康学部を名称変更)に健康栄養学科(管理栄養士養成課程)が新設され、現在のスポーツ健康学科とともに、スポーツ、食と栄養から健康をサポートする専門家の育成がスタートします。
学生の皆様には、偏りや誤りのある栄養学的情報に右往左往することなく、修得した知識・技術を活用して、正しい情報をわかりやすく発信できるように、さらに多様な食生活や暮らしの課題解決に向けて対応できるように、「科学するこころ」が育まれ、「考えることを学ぶ」ことが根ざすよう期待します。よろしくお願いいたします。
農学博士(東北大学)

川村かわむら 美笑子みえこ 教授

kawamura


木村きむら 敦子あつこ 教授

心理テストを誤解しないように

大学での最初の研究はimprinting現象に関してであり、ニワトリやアヒルの卵を孵卵機で孵化させ、いろいろな条件で刺激に対する追従行動を測定していた。その後臨床の分野に興味を持ち臨床心理学を学んで、大学の学生相談室でカウンセリング、心理検査、行動療法などを行ってきた。大学進学率が50%を越える現在、 心身の不調に悩む学生も増えているし、大学で学ぶ意味を理解しておく必要性も高まっている。
最近テレビや雑誌、ウェブなどで“心理テスト”をよく目にする。その多くは心理学的に吟味されたものではなく、一種のレクリエーション的なものである。学生には、それらと、吟味された心理検査との違いをきちんと把握し、惑わされないような知識を身につけてもらいたい。
富山県出身、金沢大学


生命の営み、栄養代謝

発酵工学科で酵母遺伝学を学び、学位取得後は医学系の研究機関で基礎研究に携わってきました。酵母は研究しやすいうえに発酵食品を醸し出すばかりでなく、それそのものが食べられる生き物です。栄養学関係の研究経験としては、酵母のアミノ酸生合成、リン酸代謝、ガラクトース代謝系に携わってきました。また、医学系の研究機関でがん細胞の行う特殊な代謝を研究するグループに参加していました。
生命の営みの中心といっていい栄養代謝のしくみをいっしょに学びませんか。
大阪府出身、大阪大学・工学博士

はやし直之なおゆき 教授

hayashi


諸岡もろおか 康哉こうさい 教授

moroka

教育について考えましょう

教育学(教育方法学)を専門にしています。京都の府立高校を卒業後、広島大学で教育学を学び、助手を務めた後、金沢大学教育学部に着任。定年退職後、金沢学院大学の文学部に3年間務め、本年から食物栄養学科に移動してきました。栄養教諭の免許を取得される方を対象に後期に「教育課程論」「教育方法・技術論」を担当しています。学校教育だけでなく教育全般についても関心を持っています。受講生でない人も教育に興味のある方は気軽に研究室まで訪問ください。


安全を第一に

食品には、一次機能、二次機能、三次機能があることは、良く知られている。しかし、それ以上に求められているのが「安全性」である。食品工場では食品衛生を担当する品質管理室あるいは品質保証室があるが、栄養士が勤める学校給食、福祉施設、病院等ではほとんど設置されていない。これらの現場で食品衛生を担当するのは、食品衛生学を学んだ栄養士である。栄養士を目指す人たちは、是非食品衛生学を理解し、社会に貢献して頂きたい。食品の安全は君たちの双肩にかかっている。
立命館大学・農学博士

矢野やの 俊博としひろ 教授


七尾ななお 由美子ゆみこ 准教授

一次予防で社会貢献を

日本の少子高齢化・食料事情・身体活動量の低下などに伴い、生活習慣病罹患者は増加し、医療費も今後さらに増加すると思われる。景気低迷や次代を担う若い世代の減少などの影響も受け、揺らぎつつある国民皆保険制度を維持するためにも、医療費抑制は国の重要な政策の一つである。
栄養士・管理栄養士は疾病の治癒・回復だけでなく、一次予防を具体的に身近で実践できる素晴らしい職業である。児童・生徒には学校給食を通して食育が盛んに行われるようになった。産業給食においても、ヘルシーメニューの提供等を通して食事の大切さをアピールできる。行政に携わる者は地域住民の健康を願って事業を行っている。こうした努力の積み重ねが、将来の医療費抑制に繋がるのではないだろうか。
また、いずれの職域に携わる栄養士・管理栄養士においても、最も大切なのは「優しさ」だと私は思う。対象者の状況を理解し、共感し、支援し続けるには「優しさ」が必要である。「厳しい中にも優しさを兼ね備える」栄養士・管理栄養士の育成を目指します。
東京都出身、東京家政大学・博士(学術)


これからの人間栄養学を

「大学でなにを学ぶか」学生に発信し、自分の得意とすることの発掘から人の栄養と健康をアプローチすることができるという魅力を伝えたいと、病院の管理栄養士から本学に赴任した。
食物栄養ではなく、人間栄養学に基づいて栄養ケアマネジメントシステムの導入がなされようになった今ほど栄養士、管理栄養士の専門性を社会に求められている時代はないと思う。「これからの栄養士、管理栄養士」を見据えて、学生が少しでも総合力をつけるには総合演習や臨地実習が重要であり、学内教員が協力し各専門分野をフル活用することで効果的な授業内容になると考えている。
本学から社会貢献のできる栄養士、管理栄養士が一人でも多く社会に巣立っていくことを念じている。
「私は、美味しい物をたべることと作ることも大好きです。」
金沢市出身

西野にしの 喜美子きみこ 准教授


水口みずぐち 冨美江ふみえ 准教授

健康は食から

本学の前身である金沢女子短期大学(出羽町)で学び、食の大切さや食を通して得られる心の豊かさと優しさを伝えられる栄養士の育成を目指して赴任した。健康は自ら作るものであり、日々の食のあり方が影響する。近年、身土不二やスローフードという考え方が広まってきており、地元で生産された旬の食べ物を選択し、日本型の食文化を守り、素朴な本物の味を食生活に取り入れる大切さを食の専門家を目標とする学生に伝えていきたい。
教育学修士


食品の持つ機能性の探究

食品には様々な成分が含まれており、ヒトにとって有益な効果をもたらすものも多い。例えば食物繊維には腸内のビフィズス菌を増やす効果や血清中のコレステロール濃度を低下させる効果などがある。また、ポリフェノール類には抗酸化能がある。食品に含まれるこのような成分は調理した際にもその機能が維持されていなければならないため、加熱などの調理操作が食品に含まれる成分に対してどのような影響を与えるかについて研究を進めていきたい。
食にかかわることだけではなく常に周りのことに興味や関心を抱き続け、学び続けることのできる栄養士の養成ができればと考えている。
大阪府出身、神戸女子大学

岩田いわた 惠美子えみこ 講師


森田もりた 一雄かずお 講師

知育・徳育・体育

以前からよく耳にする言葉、「知育」「徳育」「体育」について。この言葉を「知力」「徳力」「体力」と置き換えてみてください。そして、三次元的に考え「縦」「横」「高さ」と置き換えます。この中の一つでも小さな数値がありますと、体積は大きくなりません。
また、「体力」という基盤の上に「知」「徳」を乗せてゆくとも考えられます。常に基盤を広げる(体力をつける)ことを心がける必要があります。学生時代(今)から自分の身体に着目し、毎日の行動から多くの「知識」や「徳」を載せる、大きな土台作りの習慣を身につけて欲しいものです。
女子ソフトボール部の監督を務め、短大生と4大生と一緒になってインカレ出場を目指しています。


「実験・実習を通して学ぶ楽しさを」

本学の食物栄養専攻科を修了後、食物栄養学科助手を経て着任しました。 学生時代より、調理時における食品の様々な変化に興味を持ち、調理科学の分野へ。 調理は栄養士として働く上で欠かせない基本となるもの。 その基本を実験・実習を通して学び、興味を持ってもらいたいと思います。 栄養士は多くのことに興味をもち、アンテナを張り、情報収集をすることも大切。 そのキッカケ作りを多方面でサポートしていきたいと思います。
石川県小松市出身

高澤たかざわ 奈々世ななせ 助教