教育プログラム2017

  1. KGC講座(金沢学院キャリア講座)
  2. 就職支援センター
  3. 教職センター
  4. KG都市研究所
  5. KGイングリッシュ・ラボ
  6. FSP講座
  7. KGフロントランナープログラム
  8. 入学前教育
  9. 充実した担任制度
  10. 学修支援センター
  11. ICT活用のキャンパス環境

1.KGC講座(金沢学院キャリア講座)

特長】

  1. 公務員試験合格、人気企業就職を目指す学生を支援
  2. 地方上級・国家一般職、警察官・消防官、教員、民間企業総合、税理士の5コース
  3. 講師陣は学内外の専門スタッフで構成

不可欠の知識、スキルを幅広く指導

公務員や教員になる、人気企業に就職する場合、採用・入社試験という“狭き門”をくぐり抜けるためにはそれなりの準備が必要となります。
KGC講座は、学生の希望進路の実現を全面的にサポートする本学独自の課外講座です。
基礎力養成(1年次)⇒実力養成(2年次)⇒実力完成・志望分野別コース(3年次)と段階的にそれぞれの目的に応じた教養力・専門能力を養成していくことができます。一般の資格試験対策講座に比べ、受講料を大幅に低く設定し、より多くの意欲ある学生が受講できるように配慮しています。また、講師陣は学内外の専門スタッフで構成されており、指導範囲は数的処理、判断推移、時事問題をはじめ、人文科学、自然科学の分野にまで及びます。
1、2年次は週2回、年間では1年次約80回、2年次約120回の講義を行い、3年次からはWEB講座の他にまとめ講座でフォローアップを図ります。

■受講生の主な内定先(過去2年間)

公務員 石川県教育委員会/富山県教育委員会/加賀市役所/珠洲市役所/輪島市役所/高岡市役所/燕市役所/自衛隊一般幹部候補生/石川県警察本部/富山県警察本部/新潟県警察本部/警視庁/広島県警察本部/大垣消防組合/鯖江丹生消防本部 ほか
民間企業 ㈱北國銀行/㈱北陸銀行/㈱富山銀行/金沢信用金庫/興能信用金庫/岡三証券㈱/日本郵便㈱/NTTデータカスタマサービス㈱/コマニー㈱/㈱永島製作所/音頭金属㈱/キタムラ機械㈱/㈱リンタツ/積和不動産中部㈱/㈱エイチ・アイ・エス/㈱プレステージインターナショナル/各JA/私立高校教員 ほか

 


2.就職支援センター

【特長】

  1. 本人の意思を尊重し、一人一人を徹底支援
  2. 学部ごとに担当就職支援センター職員を配置
  3. 30名のアドバイザー教員が資格・検定をサポート

希望進路の実現を徹底サポート

「なりたい自分になるにはどうすれば良いのだろう?」「自分のやりたいことってなんだろう?」「目標とする仕事にこのままの学生生活を送っていて大丈夫だろうか?」将来に対する不安、就職に関する悩みは誰もが持っています。その不安や悩みを解消するために就職支援センターがあります。不安や悩みは人それぞれ違うもの。4年間の学びや大学生活で挑戦した可能性を生かして「なりたい自分」「就きたい仕事」に近づくために本学では一人一人の学生と真剣に向き合いサポートしています。また、就職のために有利になる「資格・検定」についてもサポートをしています。本学では、就職に関して一人で悩む必要はありません。困ったあなたの横には必ず教員と就職支援センターの存在があります。支援は就職先を決めることをゴールとはしていません。5年後、10年後に企業から必要とされる、輝ける人材になってもらうことを目標に支援しています。

三者面談 学生本人とゼミ担当教員、就職支援センター職員が三位一体となって、学生の就職活動をサポートしています。3年次から「三者面談」を実施し、学生の希望や適性に応じた職業を探していきます。就職活動の現状や不安を整理し、就職先が決まるまで何度も面談を重ねて行います。
就職合宿 大学の白山麓研修センター(白山市)で就職合宿を実施しています。ビジネスマナーやグループトークのトレーニングを行います。また、就職先が決定した4年生がサポーターとして参加し、後輩に就職活動のやり方を伝授します。同時に就職戦線を勝ち抜く決意を互いに高めます。
OB・OG交流会 全学年を対象にOB・OGを学内に招いて、社会人としての心得や学生時代にしておけば良かったことなどのアドバイスをもらいます。普段聞けない裏話も聞くことができ、働く仕事に対する心構えを養うことができます。
学内企業説明会・
業界研究セミナー
北陸を中心に企業の採用担当者を招いて学内で企業説明会、業界研究セミナーを行います。大学5号館の食堂1・2階を会場として、就職活動を控える学生はスーツ姿で熱心に企業担当者からの説明にメモを取りながら耳を傾け、企業研究を行います。
就職教育講座 3年生になると社会人としての必要な能力・実務的な能力を身に付けるため、年間30回の就職教育講座が開講されます。就職に必要といわれる「自己分析」「企業研究」のやり方、スーツの着こなし方など就職に関する重要なことを講座内で全て学ぶことができます。
資格支援

就職支援センター内には資格支援コーナーがあります。資格・検定の取得を目指す学生を対象に、それぞれの要望や適性に合わせた資格・検定の種類などを紹介しています。希望者にはその分野に強いアドバイザー教員を紹介し、学生の夢の実現をサポートしています。

■主なサポート資格・検定一覧 (2017年度)

〈語学〉
◎日本漢字能力検定 ◎文章読解・作成能力検定(旧名称:日本語文章能力検定) ◎日本語検定 ◎実用英語技能検定 ◎TOEIC
〈コンピュータ・情報〉
◎DTP検定 ◎ITパスポート試験 ◎基本情報技術者試験 ◎コンピュータサービス技能評価試験 ◎ICTプロフィシエンシー検定(P検) ◎CGクリエイター検定 ◎Webデザイナー検定 ◎マルチメディア検定
〈経理・経営〉
◎日商簿記検定 ◎税理士 ◎公認会計士 ◎中小企業診断士 ◎ファイナンシャル・プランニング技能士 ◎経営学検定
〈デザイン〉
◎色彩検定 ◎カラーコディネーター検定 ◎インテリアコーディネーター検定
〈販売〉
◎ファッション販売能力検定 ◎ファッションビジネス能力検定
〈事務・実務〉
◎秘書技能検定 ◎ビジネス文書技能検定 ◎サービス接遇検定
〈スポーツ〉
◎NSCA認定パーソナルトレーナー ◎健康運動指導士 ◎トレーニング指導士
〈その他〉
◎宅地建物取引士 ◎フォトマスター検定

 


3.教職センター

特長】

  1. 教育研究所と教職課程委員会が連動
  2. スタッフは経験豊富な研究者、教員
  3. 各自治体の教育委員会とも連携

教員志望学生の総合サポート拠点

北陸の私立大学で最多の輩出実績

2018年4月に予定する大学文学部教育学科(仮称・設置認可申請中)と短大幼児教育学科(同)の開設を控え、17年4月、学内に「教職センター」が設置されました。
本学はこれまで北陸の私立大学としては最多となる190名を超える教員を輩出してきました。それは、「絶対に先生になりたい」という強い意志を持った学生一人一人の日々の努力はもちろん、1995年に設立された「教育研究所」と教職課程委員会が連動して、教員志望の学生をサポートしてきた結果と言えます。
本学では、こうした実績と伝統をさらに高めるとともに、新学科の開設により増加が見込まれる教員志望の学生に対して、きめ細やかな指導、相談体制を整えるため、教職関連事業の全ての窓口であり、教育推進を担う組織として「教職センター」の創設に踏み切ったのです。
センターには、教員養成に長く携わってきた実績十分の研究者や学校現場での経験が豊富な教員、教科内容をわかりやすく教える専門家、熱意あふれる若手職員が配置されています。これにより、教職科目の履修チェック、教育実習・介護等体験実習、学校ボランティアへの支援をはじめ、各自治体の教育委員会やいしかわ師範塾との連携を図っています。

試験突破の力を付ける個別指導

ただ、大学で教員免許を取得したからと言って、直ちに教壇に立てるわけではありません。公立学校の場合は、各自治体が実施する教員採用試験に合格して初めて採用されますし、私立学校も、独自の教員採用試験を課しているのです。特に近年は、大学3年次に採用試験を受験可能にするケースや、学校種を統合して採用する自治体など、時期も内容も非常に多様になっています。
そこで、センターでは、各都道府県、政令指定都市、私立学校で異なる試験内容を掌握し、受験予定者に連絡するとともに、試験突破の力を付けるための個別指導にも当たっています。もちろん、教職に対するあらゆる悩みに応じ、卒業後も教員免許の更新講習を行うだけではなく、教師の職業能力を高めるための支援を卒業生一人一人に実施していきます。

全学科で教員免許が取得可能

金沢学院大学では、全ての学部・学科で教員免許が取得でき、その種類は、幼稚園、小学校、中学校、高等学校と、学校教育の全領域にわたっています。つまり、どの学部・学科に入学しても、将来の進路の選択肢の一つに「学校の先生」を入れることができるのです。
教職センターは、こうした進路を「夢」から「現実」にするための場所です。教員採用試験対策だけではなく、学校現場の実情や最先端の教育方法、外国のさまざまな教育内容などを常に情報収集・研究しており、目標は単なる現役合格にとどまりません。卒業後に即戦力として各学校や幼稚園で働き、児童生徒や保護者に愛され信頼される教師になるための準備を整えてみなさんを待っています。

■大学で取得できる教員免許状

教育学科
(仮称・設置認可申請中)
  • 小学校教諭一種免許状
  • 中学校教諭一種免許状(英語)
  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 保育士資格
文学科
  • 中学校教諭一種免許状(国語・英語・社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(国語・英語・地理歴史)
健康栄養学科
  • 栄養教諭一種免許状
スポーツ健康学科
  • 中学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 高等学校教諭一種免許状(保健体育)
経営情報学科
  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
芸術学科
  • 中学校教諭一種免許状(美術)
  • 高等学校教諭一種免許状(美術・工芸)

教職センターはこんなところです

先生になりたい、と思っても、不安や悩みがたくさんあるかもしれません。そのような学生の皆さんには授業以外の時間でも、教職センターを気軽に訪ね、相談してみてください。スタッフが皆さんと一緒に最善の方法を考えます。 以下は主な支援内容です。

■教員免許の取得を一から支援

先生になりたいと思う学生にはまず、先生になるまでの道筋や教職科目の履修方法などを説明し、皆さんのいろいろな心配に対し、相談に乗ります。

■実習前から実習後までを丁寧にサポート

教職課程には実習が組み込まれています。教育実習の受け入れ先の確保から実習を終えた後まで丁寧にサポートします。安心して実習に臨んでください。

■絶対、先生になりたい人への試験対策

教職免許を取得しても実際に先生として教壇に立つには教員採用試験を突破しなければなりません。そこで、この試験に向けて①筆記試験②小論文③面接試験④模擬授業⑤実技試験の5項目について基礎から学ぶ必要があります。資料や書籍も整備されており、仲間と一緒に学び合いましょう。

■教職の本質に迫る講座・講話

先生という仕事のやりがいや魅力、苦労話や今後の展望について現場経験の豊富なベテランスタッフがわかりやすく伝えます。

(文学准教授 小林淳一)

 


4.KG都市研究所

【特長】

  1. 地域の将来を担う「人材の育成」や「地域社会への貢献」を図る
  2. 地方都市の抱える課題の解決や新たな魅力の創出に取り組む
  3. まちづくりに関わる職業に必要な知識や経験を習得

公務員試験を勝ち抜く力をつける

全学部の教員と学生をメンバーに本格的活動

2017年5月、「都市研究所」が開設され、全学部の教員と学生からなるメンバーで本格的活動をスタートしました。まちづくりに関わる諸活動を通じて、地域の将来を担う学生たちの人材育成や地域社会への貢献を図ることにより、地域に根ざす地方大学として期待される役割を果たします。

まちづくりをより深く学び体験する

まちづくりに関心・意欲の高い学生が集い、講義や演習、フィールドワークを通して、地方都市の抱える課題の解決や新たな魅力の創出に向けて取り組みます。
学生たちが興味の持てるテーマを設定して、グループワークにより研究や活動を進めるとともに、県や市町等が公募するまちづくり企画事業に積極的にチャレンジします。
また、成果の発表報告や、関連する自治体や団体に対して有益な提言を行うことにより地域社会への貢献を目指します。

実践に裏付けられた貴重な経験を自分の言葉で語る

全学部の教員(エキスパート)による 質の高いサポート体制

まちづくりは、さまざまな分野にわたる学際的な幅広い分野です。本学では、都市計画、経済、文学、歴史、芸術・メディア、健康・スポーツなど多岐にわたる分野のエキスパートである全学部の教員が真摯に学生の指導にあたり、質の高い活動を進めます。さらに、学生たちの卒業後の希望進路に沿えるよう、親身に助言や指導も行います。

面接、集団討議、論文作成に向けた実力を養成

本学は地元就職率が高く、地域の将来を支える人材を多く輩出しています。特に、公務員志望者も増えているため、KGC講座も活用しながら、公務員などまちづくりに関わる職業に必要な知識や経験を習得し、一層のスキルアップを目指します。
近年の公務員試験では、二次試験の面接や集団討議、論文作成に大きな比重が置かれています。学生たちは、フィールドワークや情報収集・分析を通して地域の抱える課題を発見し、それらの解決策に積極的に取り組むものであり、自らの実践に裏付けられた貴重な経験を自分の言葉で語れることは、試験突破のための大きな得点源となるでしょう。

(経営情報学部教授 竹村裕樹)

活動計画アラカルト

  1. 教員によるまちづくり講義
    都市づくり・経済・メディア・文学など 専門知識の修得
  2. 学内での演習
    情報の収集分析とグループワーク による地域課題の解決・提案
  3. フィールドワーク
    学外実習による地域課題の発見
  4. 学生による研究発表報告と関連自治体・団体への提言
  5. 地域連携プロジェクトや地域まちづくり活動への参加

■税務会計研究所

企業が求める実務スキルを磨く。

情報通信技術(ICT)の進展やニーズの多様化など、現代の社会・経済の情勢は大きな変革期を迎えています。目まぐるしく変化する環境の中で、企業の実務はますます細分化されており、税務や実務会計の重要性がますます高まっています。
本学では、税務や実務会計の知識を備え、企業が求める人材の輩出を図るため、2016年に税務会計研究所を開設しました。 経営情報学部の教授が中心となり、定期的な講座や研修を通じて、将来、税理士や経営コンサルタント、企業の経理担当者などへの就職を目指す学生をサポートします。

■マスコミ研究所

学部の壁を越えてマスコミ体験。

マスコミ研究所は2014年に開設され、学外での映像撮影やネットによる情報発信などに取り組んでいます。
マスコミ分野に関連するさまざまな体験の機会を学部の壁を越えて学生に提供し、将来、マスコミ分野の就職を考えている学生を中心にサポートしています。

 


5.KGイングリッシュ・ラボ

【特長】

  1. 1年次と2年次の終わりにTOEICを受験し達成度みる
  2. TOEIC頻出語の習得で参加者同士が競い合う
  3. 短期語学研修から中・長期留学まで目的に応じたプログラム

英語力を就職活動に生かす

グローバル化が進む社会で活躍するには、国際共通語である英語力の向上が必須条件となります。KGイングリッシュ・ラボ(eLab)では、英語を得意とする学生の能力をさらに伸ばすとともに、もっと英語の力をつけたいという意欲のある学生も支援する環境を作っています。そして、身に付けた英語力を将来の就職活動を勝ち抜く武器として生かしてもらう狙いがあります。
本学では1年次の終わりに全学生がTOEIC Bridgeを受験します。そして2年次の末には2年間の達成度を測るために、全学生がもう一度TOEICに挑戦します。eLabでは「楽しく学ぼう」をモットーにその過程における勉強を支援しながら、各自が自主性を持って学ぶ姿勢を育てます。そして、就職のほか、進学、留学など各自の目的に応じた学び方を見つけることで、何事にも主体的に取り組み、卒業後の選択肢を増やしてもらいたいと考えています。
今年度はTOEICの頻出語の習得に取り組んでいます。スタンプカードやスタンプシートを使って達成度を「見える化」し、参加者同士が競い合えるよう工夫しています。学年度末には総まとめとして、ボキャブラリー・コンテストを計画しています。

(基礎教育機構教授 笠間弘美)

海外留学

異文化を理解し、グローバルな視点や考え方を身に付け、英会話を磨くには、やはり海外に留学するのが最も有効だといえるでしょう。本学では、短期語学研修から中・長期留学まで、目的に応じた留学プログラムを用意しています。そして、語学研修や異文化交流に積極的な希望者を毎年海外に送りだしています。2014年4月に開設された国際交流センターが各種留学プログラムの支援を行い、学生がグローバル人材として成長するための環境づくりを行っています。

■短期語学研修

期間:8月末もしくは9月初旬から2週間程度
研修先:オックスフォード大学(イギリス)

この研修では語学力の向上を主たる目的としますが、現地では大学の寮に滞在し、クラスでの勉強以外に現地の学生と交流したり、近隣の施設や旧跡を訪ねたりして、現地の文化などについても体験的に理解を深めます。

■協定校留学(中期・長期)

本学と海外の大学等との協定にもとづき留学する制度です。語学力の向上を図り、異文化体験を通じて視野を広げることを目的とします。中期(約6ヵ月)と長期(約1年)を選択できます。
留学先で取得した単位は、本学の定める一定の基準を満たしていれば本学において取得した科目の単位として認定されます。留学期間は本学の在籍日数にカウントされるため、6ヵ月~1年間留学をしても4年間で卒業が可能になるほか、留学中は本学の学納金が免除され、TOEICで本学が定める基準を満たした場合は、奨学金が給付されます。

本学独自の留学奨学金制度

協定校留学を希望する学生がTOEICにおいて次の基準を満たした場合は、留学奨学金が給付されます。

TOEICのスコア 650点以上 600点以上 550点以上 500点以上
奨学金 50万円 40万円 30万円 20万円

 


6.FSP講座

【特長】

  1. 課題に立ち向かい、解決していく力を養うプログラム
  2. 企業から提示される課題にチームで挑む産学協同の課題解決学習
  3. 企業の社員になるという設定で2回のプレゼンテーション

大学での「学びのスイッチ」を入れる

高校までの試験で、例えばこんな「問い」(問題)に出会ったことはありませんか?「1866年に江戸幕府の将軍になったのは誰か?」。同じ幕末のことをたずねる場合であっても、大学では次のような「問い」になります。「なぜ江戸幕府は衰退したのか?」。
さて、高校までの「問い」と大学での「問い」の違いは何でしょう。それは「答え」の違いにあるとも言えます。高校までの問いは、多くの場合、その答えは一つです。みなさんは授業で教わった知識の中から「徳川慶喜」という答えを見つけて解答することになります。それに対して、大学での問いに対する答えは必ずしも一つとは限りません。自分が知っている情報を組み合わせながら、「なぜ」に対する理由を説明する形で答えを考えていくのです。
このように、正解が一つとは限らない「問い」に対して、理由とともに答えを考えることが、まさに大学で学ぶことと言えるのです。

コマ 企業参加 内容
1 マインドセット・ルール説明
2 課題解決とは? ディスカッション練習
1企業目

消費者を相手にする
「B to C企業」

3 企業から課題提示
4 チーム活動
5 企業への第一次提案
6 チーム活動
7 企業への最終提案・評価
8 振り返り
9 スキル紹介
2企業目

法人を相手にする
「B to B企業」

10 企業から課題提示
11 チーム活動
12 企業への第一次提案
13 チーム活動
14 企業への最終提案・評価
15 全体の振り返り・今後の学びの検討

社会に出たときに必要になるのは
目の前にある課題を
仲間とともに考え抜いて解決する力

ではなぜ、大学では、このような学びが必要になるのでしょうか?その理由は、卒業後、みなさんが就職をして働くことに関係があります。働くというのは、答えが一つとは限らない課題について解決策を考えることの繰り返しなのです。ですから、卒業後に社会に出たときにみなさんが活躍できるように、大学では、このような問いに立ち向かう機会をたくさん用意しています。
その一つが「Future Skills Project(FSP)講座」※です。この授業は企業と大学が協同して行うもので、企業から提示される課題に挑む「産学協同チームPBL(課題解決学習)」として、本学ではすべての学部で実施しています。学生は6~7名でチームを組み、企業の社員になるという設定で、上司から与えられた課題への解決策を仲間とディスカッションをし、そしてプレゼンテーションをします。課題は実際に企業が直面している内容となっています。学生は部下として、責任を持って根拠のある解決策を提案しなければなりません。上司からは手加減のない要求がなされ、学生は社会の厳しさを体験することになります。それと同時に学生は上司を通して、社会で活躍する人を間近に見ることになり、「自分もこんな人になりたい」という憧れも抱きます。
さて、このFSP講座ですが何年生の授業だと思いますか? 企業の方が授業に来られることを考えると、就職活動の直前の3年生の授業ではないかと思う方もいるかもしれません。実はこの授業が行われるのは「1年生の前期」なのです。入学直後の早い時期に「社会とは何か」「働くとはどういうことか」ということを体験を通して考えてもらいます。そして、今の自分に足りないものを自分で気づくことによって、残りの3年半で何を身に付けるのかを明確にしてもらうことがこの授業のねらいです。FSP講座はみなさんの「学びのスイッチ」を入れる授業なのです。

(文学部准教授 前川浩子)

※Future Skills Project(FSP)講座:一般社団法人Future Skills Project研究会によって開発された、産学協同で学生の「主体性を引き出す」ことを目的としている講座

■2017年度前期の1企業目の課題の一例

企業名 課題の内容
NTTドコモ北陸支社 『あなたは「+d」推進担当として、「+d」の展開を求められています。社会的課題を解決し、お客様に新たな価値を届けられるような、新しいサービスを企画して提案しなさい。』
日本エルデイアイ 『あなたは人材開発部の社員です。女性が働き続けやすい会社にするための方策を提案しなさい。』
うつのみや 『あなたは《金澤文豪カフェあんずブランディング・チーム》に配属となりました。さまざまなブックカフェや特色のある店舗の事例を調査し、「ブックカフェのルール」を提案しなさい。』
生活協同組合
コープいしかわ
『あなたは宅配運営部のメンバーです。今後、県内市場の縮小や競合の進出が予想される中で、引き続きコープいしかわが組合員に寄り添い、お役に立ち、事業をさらに発展させていくために「次年度から取り組むべき施策とその根拠」を提案しなさい。』
フラワーガーデン 『あなたは、ウェディングプランナーの一員です。ブライダル業界激戦の中、集客、又は売上アップの策を思索しなさい。』

 


7.KGフロントランナープログラム

【特長】

  1. 明確な希望を持つ学生を1年次からサポート
  2. 担当教員が“タッグ”を組み、授業時間外に
  3. 専門的な学び追究により自分の進路を切り開く

目標への道を駆け上がる

フロントランナーとは、「集団の先頭を走る人、集団をリードする人」という意味です。金沢学院大学の学びをリードする学生たちのプロジェクトの集まり、これが「KGフロントランナープログラム」です。このプログラムでは、卒業後の進路に対して明確な意識や希望を持っている学生の学びを1年次からサポートし、授業時間以外にプロジェクト担当教員とともに、一人一人が設定した目標を達成するための活動を行います。
プロジェクトは3~5名の少人数制となっていて、未来の自分をつくるために、担当教員と“タッグ”を組んで、一人一人の就職や進学の希望に応じた専門的な学びや研究に取り組みます。各プロジェクトが掲げる目標は「プログラミングコンテストで入賞する」「公務員や教員になる」「デザイナーとして創作した物を実社会に提供する」など、専門的で高い目標ばかりです。そして、これらの活動はすべて各プロジェクトのメンバーである学生自らの意志に基づいて行われています。高い目標と意志を持った学生たちによる自由な学びの場、これが「KGフロントランナープログラム」です。

(経営情報学部准教授 福田裕一)

学部 全学展開中の14プロジェクト
文学部
  • 「受賞を目指す文章講座」
  • 「古文文法特訓」
  • 「原典講読」
  • 「Fly into the World!」
  • 「Let’s be a curator!」
  • 「冷静と情熱のあいだ―カウンセラーに必要なスキルをみがく―」
経営情報学部
  • 「金沢の伝統文化産業としての加賀友禅をプロデュースする」
  • 「公務員を目指せ!FRの会」
  • 「応用経済学チャレンジセミナー」
  • 「Becoming an Excellent Programmer!!」
  • 「情報処理技術者試験制覇」
芸術学部
  • 「表現(技術・発想)の基礎的な理解、創作活動の日常化」
  • 「ものづくりの楽しさ、創作活動の日常化」
人間健康学部
  • 「教員採用ハイチャレンジコース」

■「ものづくりの楽しさ、創作活動の日常化」

教授教員からのメッセージ▶芸術学部/荒川昭広准教授

活動は毎週2~3日で、途切れることなく課題に取むことで、ものづくりが習慣化するようなペースで実施しています。ポスター・パンフレット・名刺・カレンダーのデザインなどグラフィックデザインを主とする制作を行い、実践的なデザインワークの中から、デザインスキルの向上をめざしています。印刷物として実際に採用されたものもいくつかあり、外部からの制作依頼にも応じています。4月には活動の集大成として学内ギャラリーにて作品展を開催しました。

学生からのコメント▶芸術学部芸術学科/山本明日香さん

デザインプロジェクトでは、CGの基本操作やデザインについて幅広く学んでいます。少人数のため先生に質問しやすく、また、仲間とも意識を高め合いながら活動しています。通常授業では教えてもらえない話や内容の濃い課題に挑戦することができます。課題は次々と出題されるため自宅で制作することも多くありますが、作品が出来上がる喜びや、作品が増えていくことにとてもうれしく思うようになりました。半年間、フロントランナーとして活動して、技術面だけでなく自分自身のものの考え方やデザインの知識が自然に身に付いてきました。このことが必然的に自分の将来にもつながるのではないかと考えています

■「冷静と情熱のあいだ―カウンセラーになるためのスキルをみがく― 」

教員からのメッセージ▶文学部/前川浩子准教授

カウンセラーや公務員の心理職など、「人を援助する心の専門家」になるためには、周りの人に関心を持ち、サポートをする温かい気持ち、情熱が大切です。しかし同時に、現実を客観的にとらえる冷静さも必要です。このプロジェクトでは心理学研究の論文を読むことを通して、社会に存在している問題に気づき、研究結果が示す現実を理解することで専門家になるためのスキルを磨いていきます。

学生からのコメント▶文学部心理学専攻/小川愛恵さん

大学院に進学し、スクールカウンセラーになって多くの子どもたちの力になりたいと思っていたことが参加の理由です。このプロジェクトを通して、目標を持って自ら積極的に学習を進めていく力が身に付き、次はこの論文を読んでみたい、あの本も読んでみたいと興味がたくさんわきました。しかし、もっと学びを深くしたり、考えたり、発言して取り組むことは、まだまだ不十分でした。今年度はこのことを踏まえて、思うだけではなく、行動にきちんと移して、遠慮せずもっと積極的に、主体となって取り組みます!

■「Becoming an Excellent Programmer!!」

教員からのメッセージ▶経営情報学部/桑野裕昭教授

本プロジェクトではプログラミングコンテストを一つの目標として「一歩上のプログラミング能力」を身に付けることを狙いとしています。何かを解決するためのプログラムを作るためには、プログラムを書く力だけでなく、解決すべき課題を正確に分析し、その解決に必要なデータをプログラム内の計算手順で効率よく利用できるよう管理する知識と技術も必要となります。そんな能力を持つエクセレントなプログラマーを目指します。

学生からのコメント▶経営情報学部経営情報学科/田中麻莉乃さん

私たちのプロジェクトではプログラミングコンテストへの出場を目標に日々勉強しています。今は実力を付けるために例題のプログラムが何をするためのもので、どのようなことをしているのかを読み取って、それを別のプログラム言語で書き換えることを通してプログラミングの技術を磨いています。初めの頃、パソコンの中に仮想的に別のパソコンをインストールして開発環境を作る等、普段の授業では学ばない専門的なことを学ぶため理解できるか不安もありましたが、少人数での活動のため先生が細かく丁寧に教えてくださるので、最初は分からなかった専門的な話も次第に分かるようになり、最近では少しずつ自分の成長を感じるようになってきました。

 


8.入学前教育

【特長】

  1. 推薦入試やエントリー入試での早期合格者を入学前からサポート
  2. 大学の学びを一足早く体験し目標を明確にする「入学前セミナー」
  3. 高校までに学んだ知識を確認する「オンラインによる自宅学習型課題」

入学までの時間を有効に活用した学びの準備

入学される皆さんにとって、長い人生のうち、大学で学ぶ4年間はとても貴重な時間となります。その時間を充実した、有意義なものにするためには、まずは、入学後に良いスタート切ることがポイントになります。本学では入学予定者の皆さんが大学に入学するまでの時間を使って、大学で取り組みたいことや、達成したいことを、より明確に、具体的に考えて「目標」にし、入学されることを推奨しています。
特に、推薦入試、エントリー入試、スポーツエントリー入試で早期に合格をされた入学予定者の方には、入学までの時間をより有効に活用して準備を進められるように本学独自の「入学前教育」を行っています。
本学の入学前教育は2つのプログラムで作られています。一つはインターネットを利用して国語・数学・英語の課題に取り組む「自宅学習型」のプログラムです。大学の授業でも、高校までに学んだ知識が必要になる場面はたくさんあります。文章を読む・書く、計算をすることが求められる授業がありますし、英語も必修となっています。入学までの時間を利用して高校までの学習内容を復習して、入学後のスムーズな学びにつなげてもらうことを目的にしています。また、入学後はインターネットを利用したオンライン学習の機会も増えます。このような学習の方法に慣れてもらうことも期待しています。
もう一つのプログラムは実際にキャンパスに足を運び「大学生として過ごす一日」を体験して、4月からの自分の姿をイメージする「入学前セミナー」です。「入学前セミナー」では、先輩の話を聴いたり、同級生となる入学予定者とともに体験授業を受けたりすることで、「大学生の自分」を想像し、大学での「目標」を決めることにつなげていきます。また、入学前セミナーには多くの在学生の先輩たちがスタッフとして参加し、みなさんをサポートしています。
本学では早期合格者の皆さんの4年間が、一人一人の希望や目標を叶えるための素晴らしい時間になるように入学前からサポートしていきます。「入学前教育」はこれから皆さんが歩む4年間を計画する時間です。そして、あなたの夢を叶えるためのヒントを見つける時間でもあります。合格したときからあなたの大学生活はもう始まっているのです。

■入学前セミナー(全3回)の内容

テーマ 内容
第1回
(12月)
「金沢学院大学へようこそ」 卒業を控えた4年生によるトークセッションがメインとなります。先輩たちが送った学生生活から自分の将来をイメージします。
第2回
(2月)
「金沢学院大学の学びを知る」 自分が入学する予定の学科の授業を2つ受けます。高校までの授業と大学の授業の違いを考えます。
第3回
(3月)
「新しい自分へ~一歩踏み出そう~」 先生や先輩と話をしながら、大学で挑戦したい目標を決めていきます。

 


9.充実した担任制度

【特長】

  1. 個々の状況に応じて学習や生活等の具体的な指導・助言
  2. 欠席が2回続くと本人や家族と連絡を取るフォロー開始
  3. 1年次は基礎教育機構、2年次からは各学部学科の教員が受け持つ

高校生活から大学生活へスムーズな移行

本学では、学生生活の支援を強化するために、「担任制度」を設けています。学習や生活等の相談を個々の状況に応じて、具体的に指導・助言できるようにクラスを編成し、各クラスに担任が配置されています。

年に3回の個人面談

入学直後の初期指導を充実させるために、「新入生ガイダンス」や「フレッシュマンセミナー」で学部ごとに宿泊研修を実施しているのに加え、さらに深く学生一人一人と向き合うために4月中旬から5月初旬までに、クラス担任による初期面談を行います。高校生活から大学生活にスムーズに移行できるように、科目履修指導や授業の受け方、大学生活全般の過ごし方などを話しながら個々の思いを聞き、一人一人の状況を把握します。担任業務はこのようにスタートし、それ以降の指導につなげています。
面談の際、「大学にも担任がいて、このような面談があるとは思わなかった」と驚く学生がいます。しかし、入学後の不安や今後の大学生活に対する期待を語る学生の姿に接すると、担任として関わる確かな手応えを感じます。

担任と授業担当者・職員との連携システム

何らかの問題や相談がある時は、大学の各部署で対応することになっていますが、必要に応じて担任に連絡があります。授業においても学生に問題が発生したり何か気になることがあれば、その授業の教員から担任に連絡があります。特に、欠席が続いた場合は必ず担任に連絡が入るシステムが整っています。「〇〇君が2回連続欠席しています」と授業担当の教員から連絡があると、担任は本人や家族と連絡を取りフォローを開始します。「風邪を引いて寝込んでいるのではないか」「バイト中心の生活にはまり込んでいないか」「授業につまずいているのではないか」とあれこれ心配し、原因を明らかにして叱咤激励をします。もちろん、学生の方から欠席連絡をするように指導も行っています。こうして、担任は自分のクラスの個々人の様子を常に把握し、対応にあたるシステムが本学では確立しているのです。
担任による面談は、1年間で3回、定期的に予定されています。初期面談、前期の成績が確定し後期が始まる直前のサポート期間、そして、1年次が終了し次年度に進級する前の学年末に行われます。
もちろん、必要に応じていつでも担任は個々の学生との面談に応じています。
学生の面談に加えて、保護者との面談も行っています。学年ごとに日を設定して、希望者を対象に面談を実施します。保護者との連携も重要視しているからです。

基礎クラスから専門ゼミへの橋渡し

1学年の担任を受け持つのは基礎教育機構の教員です。1年間受け持ち、2年目からは各学部学科の教員にバトンタッチします。2年次でもクラス編成をしますが、専門の教員が担任を受け持つことになります。3年次からは、個々に各ゼミの研究室に所属し、専門の先生に付きます。このように、基礎教育の2年間はクラス担任制度のもとで、一人一人の学生に教員が目を配り、指導・助言を行います。

個々の学生に寄り添う

大学は、学生一人一人が自分に合った進むべき道を辿り、進路を決定する大切な4年間です。その過程で適切な方向を見極めるために、担任は個々の学生に身近に寄り添います。本学は、面倒見のよい大学として評判を得ていますが、クラス担任制により、さらにその強化を進めています。

(基礎教育機構講師 山岸由美子)

 


10.学修支援センター

【特長】

  1. 国語・数学・英語の基礎的な部分をサポート
  2. 教員が授業時間外のサポート・セッション実施
  3. 専門の学修で興味の対象を広げるサポート

授業時間外の主体的な学びをサポート

皆さんは大学生活4年間で何を学びたいですか?「大学では、自由に、自分の興味のあること、好きなことを勉強できるぞ!」と、どの学部・学科にしようかと迷っていることでしょう。本学では、自分で選んだ分野をしっかり学修することのできるさまざまなカリキュラムが準備されています。それに加え、その学びをさらに深め、充実したものにするためにとても大切な、授業時間外での主体的学修をサポートする学修支援センターが開設されています。

基礎学力の維持・向上が必須

このセンターでは、それぞれ興味ある分野を学ぶ皆さんに、主に2つの面でサポートをしています。
まず、国語・数学・英語といった基礎的な部分です。スポーツにおける基礎体力と同じで、何もしなければこれまで培ってきた学習内容をどんどん忘れて、衰えていってしまいます。好きな分野を学修するために、基礎学力を維持・向上させることは必須です。ここでの学修内容が授業理解の助けになり、例えばSPI試験など就職対策につながる成果が期待されます。現在、クラウドサービス学習教材を利用して、学生一人一人の状況に合った内容を自学自修してもらっています。

自分なりの学修スタイルを作る

これは1回10分程度で取り組める内容で、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットを使い、いつでも、どこでも学修できる教材です。そのため、授業の空き時間などいわゆる隙間時間を有効に活用して学修してもらうことが可能です。この取り組みを通じて、自分なりの時間の使い方を模索しながら、e-portfolio(Plan計画→Do実行→Check評価→Act改善の4段階を繰り返すPDCAサイクルをweb版ポートフォリオシステムに記録)も活用して、皆さんそれぞれの「学修スタイル」を確立してもらうことを目指しています。
実際、学内に多く設置された自由に使えるデスクスペースは、いつも勉強している学生で溢れています。時にはそこに教員が加わって、即席の勉強会が行われたりします。大学時代に試行錯誤して作り上げた学修スタイルは、卒業後もずっと皆さんを支えてくれる大切な財産になります。

学び直しの機会を提供

基礎学力に関わる内容でも、しばらく触れる機会がないと忘れてしまったり、自信がなくなったりといったことが起こります。あるいは、もともと不得意な分野や内容があり、不安に思っている人もいるかもしれません。しかし心配はいりません。そんな時のために、教員による授業時間外のサポート・セッションを行ない、学び直しの機会を提供しています。
学生からの相談を受ける形の個別支援や、少人数の“寺子屋”形式でのセッションです。それぞれの状況に合わせたサポートを行うことで、学生からは「これまで分からなかった内容が理解できた」「分かるようになって、勉強が面白くなってきた」といった声がたくさん聞かれるようになりました。

専門の学修を広げる支援も

もう一つの活動の柱は、専門の学修を拡げるサポートです。はじめに興味を持った内容を講義などで学んでいくと、必ず興味の対象が広がっていきます。そのモチベーションを大切にした、正規のカリキュラムではカバーしきれない自由で主体的な学びのお手伝いです。例えば、経営学の講義で取り上げられた『芸術祭』に興味を持った経営情報学部の学生に向けて、芸術学部の教員が、授業外サポート・セッションで講義をするといった、いわば学部や学科を超えた「自主ゼミ」を展開しています。
また、講義などをきっかけにして、専門の学修に関わるさまざまな資格に興味をもった学生への支援もしています。「ITパスポート」の資格試験を希望する学生が、毎週自習室に集まって問題集に取り組む資格試験対策のサポート・セッションはその一例です。このように、資格支援センターや教職センターなどと協力しながら資格対策のサポート・セッションを行うなど、皆さん一人一人のニーズを満たす学修支援を行っています。

(基礎教育機構准教授 佐々木圭一)

 


11.ICT活用のキャンパス環境

【特長】

  1. あなたの目標達成をすべての教職員がサポート
  2. 一歩先のICTを経験、就職に優位
  3. 今はパソコン初心者でも4年後には上級者

KGポートフォリオ

4年間の羅針盤

一人一人の学生が目標とする自分になって卒業する、これが「KGポートフォリオ」の目的です。「KGポートフォリオ」では、パソコンやワークシートを利用して、あなた自身の目標を掲げ、理想の自分をイメージし、目標を達成するための計画を立て、その計画にしっかりと取り組むことができたかを定期的に振り返ります。
この「目標→計画→実行→振り返り」に取り組む4年間が、あなたを、あなたの目標に導きます。「KGポートフォリオ」はあなた自身が描く、なりたいあなたになるための羅針盤です。そして、「KGポートフォリオ」に積み重ねたあなたのメッセージを、全ての教職員がコンピュータネットワーク上で共有することにより、目標に向かって走り続けるあなたを強力にサポートします。
「KGポートフォリオ」は「こんな4年間だったから、目標に到達することができた」と胸を張って言える大学生活をあなたに約束します。

ムードル

いつでも、どこでも、そこがあなたの学びの場

「ムードル」は世界中の大学で利用されているオンライン学習支援ツールです。金沢学院大学でも、多くの講義で「ムードル」を利用しています。課題や小テストなど、さまざまな学びのアクティビティにインターネット経由で取り組むことができます。いつでも、どこでも、そこがあなたの学びの場に変わります。講義内容を理解できたか不安な時も、ちょっとした空き時間に、小テストに取り組んだり、資料を振り返ることで、理解を深めることができます。また、部活動や突然の病気で講義に出られなかった場合でも、「ムードル」にアクセスすることで、大学の講義にしっかりついていくことができます。

キャンパスメイト

コミュニケーションのスピードが変わる

学内から、自宅から、通学途中のバスの中から、インターネットに接続されたパソコン・タブレット・スマホさえあれば、いつでも、どこでも「キャンパスメイト」を使って大学とつながることができます。「キャンパスメイト」にログインさえすれば、掲示板・時間割・伝言・出席・成績など、大学生活に必要なすべての情報にアクセスすることができます。大学からの連絡、学内イベントのお知らせなど、あらゆるコミュニケーションのスピードが変わります。

BYOD(ビー・ワイ・オー・ディー)

使い慣れたパソコンを毎日の学びに

金沢学院大学では、学内のあらゆる場所から高速Wi-Fi「kg-musen」に接続し、インターネットにアクセスすることが可能です。あなたのパソコンやタブレットを大学に持ち込んで(BYOD:Bring Your Own Device)、日々の学びや研究にそのまま利用できます。使い慣れたパソコンやタブレットを使うからこそ、あなたの学ぶ力を引き出すことができます。これまで、パソコンやインターネットに苦手意識を持っていた学生も、インターネットに振り回されずに、情報社会を軽やかに駆け抜ける力をつける4年間が金沢学院大学にはあります。また、自分のパソコンやタブレットを毎日の学びに生かす、この経験は、ビジネスの現場で必要とされているあなたのIT活用力を育てます。